[ トピックス ]
(2019/3/19 05:00)
日刊工業新聞社が20日に発売する「工場管理4月号」は「工場の仕組みがわかるモノづくり教科書」を特集する。新入・若手社員が工場の仕組みについて、理解を深めるために必要な知識を講義形式で解説する。
特集では、企業が利益を生み出すための仕組みと日常業務をひも付け、モノづくりのプロセスを理解できるよう、「経営と生産」「工場と生産システム」「作業と作業管理」など六つのテーマを用意。生産形態の違いによる、工程や設備、調達・在庫など、生産管理手法の基礎・基本をかみ砕いて説明した。大きな視点で捉えて、作業の能率向上や改善に結び付ける考え方を導く。
また、生産や開発・企画を担う各部門の業務プロセスや連携の様子、携わる人の動きを説明。実際の工場の運営部門をイメージして理解できるように自動車製造現場を例に挙げ、解説する。
さらに、各講末には学習内容を振り返る設問で、理解度を自己評価できるようにした。モノづくりを俯瞰(ふかん)し、業務の目的・成果を意識できる社員になることを促す。
(2019/3/19 05:00)