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[ 化学・金属・繊維 ]
(2019/3/20 12:00)
世界有数のアルミ生産会社、ノルウェーのノルスク・ハイドロは、欧米の広範囲を襲った身代金要求型ウイルス(ランサムウエア)のサイバー攻撃により、一部で生産停止に追い込まれたことを明らかにした。
同社はランサムウエアによる被害の食い止めに引き続き取り組んでいるとし、状況は「かなり深刻」だと説明した。またサイバー攻撃に備えた保険には加入しているとし、バックアップのデータを利用してシステムを復旧させる方針を示した。
ノルスク・ハイドロは、今回の攻撃で生産にどの程度影響が出ているか詳細な説明はしていないが、被害を受けた工場については隔離する措置を取ったとしている。
アイビンド・カレビーク最高財務責任者(CFO)はオスロでのインタビューで「工場の多くは通常通りに操業し、生産・納入も計画通り行っている」と述べた。(ブルームバーグ)
(2019/3/20 12:00)