【電子版】テスラ、低価格「モデルS」再投入へ パワートレーンも刷新

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  テスラの「モデルS」。パワートレーンも変更され航続距離も延長されるという（17年3月、ブルームバーグ）

　電気自動車メーカーの米テスラは、「モデルS」と「モデルX」の低価格モデルを再投入する方針だ。1－3月（第1四半期）の納車台数が記録的な落ち込みになり、実質的な値引きに踏み切る。

　同社の発表資料によれば、比較的高価格モデルの動力伝達装置も設計変更され、1回の充電による走行距離が伸びるという。

　テスラの1－3月期の納車台数は米国の税優遇措置縮小や、欧州と中国の消費者への出庫が遅れたことなどが響き、約3万台減少した。（ブルームバーグ）