[ 地域経済 ]
(2019/4/26 05:00)
日刊工業新聞社主催の展示会「試作市場2019」と「微細・精密加工技術展2019」が25日、東京・南蒲田の大田区産業プラザ(PiO)で開幕した(写真)。両展で計71社・団体が出展。需要の高い試作加工や微細・超精密加工の商談の機会を創出する。会期は26日まで。2日間で3500人の来場を見込む。入場無料。
同展示会の大田区での開催は10回目。微細・精密加工技術展に出展したフォワード(長野県諏訪市)の堀内岩夫社長は「専門性のある展示会で広さもちょうどよい。商談数を増やしていきたい」と意気込んだ。レーザー加工機を販売するLDF(東京都八王子市)のブースでは、ファイバーレーザーマーキングシステムの実演が来場者の興味を引いた。
試作や少量生産をサポートする特設の「3Dプリンターゾーン」も設けた。アビスト(東京都中野区)では、金属や樹脂の3D造形のサンプルを展示し、複雑形状や薄肉加工の技術をアピールした。
(2019/4/26 05:00)