[ ICT ]
(2019/6/4 10:00)
写真共有アプリ運営の米インスタグラムは、約9カ月にわたる人材探しの末、ついに同社の新たなナンバー2を見つけた。それもごく身近なところでだ。
親会社である米フェイスブックの上級幹部で、経営チームの一員でもあったジャスティン・オソフスキー氏が最高執行責任者(COO)として移籍し、アダム・モッセリ最高経営責任者(CEO)に次ぐ事実上のナンバー2となる。
フェイスブック在勤11年のオソフスキー氏は2016年の米大統領選挙以降、セキュリティーなどの取り組みに深く関与し、コンテンツの見直しを行うチームやM&A(合併買収)活動を統括した経験を持つ。メディアパートナーシップ事業も率いていた。
今回の人事は3日朝、インスタグラムの社員に公表された。マーン・レビン前COOが昨年秋にフェイスブックの別の部門に移った後、モッセリCEOは新たなCOOを探していた。多くの幹部退職と組織再編を経てここ半年でほぼ完全に刷新されたインスタグラムの経営チームにオソフスキー氏が加わることになる。(ブルームバーグ)
(2019/6/4 10:00)