- トップ
- 自動車・輸送機ニュース
- 記事詳細
[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/29 05:00)
【フランクフルト=時事】独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)傘下の高級スポーツ車メーカー、ポルシェが26日発表した2019年上半期(1-6月)の営業利益は17億ユーロで、前年同期比22.7%減少した。5月に独検察当局から排ガス不正事件の関連で罰金5億3500万ユーロを課された。この要因を除くと営業利益は3%増となる。
世界販売台数は2%増の13万3484台。新型「911」シリーズや大型スポーツ多目的車(SUV)「カイエン」クーペなど一連の新モデル投入が奏功した。売上高は9%増の134億ユーロ。
しかし、電気自動車(EV)やデジタル化など先行投資がかさみ、売上高利益率(罰金の要因を除く)は前年同期の17.5%から16.5%に低下した。従業員数は5%増の3万3839人。通年は世界販売の増加と小幅増収との予想が堅持された。
(2019/7/29 05:00)