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[ 自動車・輸送機 ]
(2019/7/29 05:00)
【ニューヨーク=時事】米自動車大手フォード・モーターが24日発表した2019年4-6月期決算は、純利益が前年同期比86.1%減の1億4800万ドル(約160億円)となった。欧州や南米での工場閉鎖に伴うリストラ費用が収益を圧迫した。
特殊要因を除いた1株当たり利益は0.28ドルと、市場予想平均(リフィニティブ調べ)の0.31ドルを下回った。通期の同利益見通しは1.20-1.35ドルに設定した。
売上高は0.2%減の388億5300万ドル。市場予想平均(同)は350億7000万ドルだった。
地域別では、主力の北米の売上高が1%増の240億ドル。税・利払い前利益(EBIT)は3.3%減の16億9600万ドルだった。中国は売上高が48%増の9億ドル、EBITが1億5500万ドルの赤字(前年同期は4億8300万ドルの赤字)だった。
自動運転車など次世代の移動手段開発に取り組むモビリティー部門のEBITは2億6400万ドルの赤字(同1億8100万ドルの赤字)だった。
(2019/7/29 05:00)