[ ICT ]
(2019/8/8 12:30)
CRM(顧客管理)ソフトウエア最大手の米セールスフォース・ドットコムは、クリックソフトウエア・テクノロジーズを約13億5000万ドル(約1430億円)の現金と株式で買収することを明らかにした。
セールスフォースは、1月にクリックソフトウエア買収に向け交渉中だと報じられていた。8月7日の当局への届け出によると、取引は8-10月(第3四半期)に完了の見込み。クリックソフトウエアの買収によって、売上高や一部項目を除いた非GAAPベースの営業利益率見通しに重大な変更は予想していないとセールスフォースは説明した。
サービス最適化および労働力管理ソリューションを提供するクリックソフトウエアは、キャタピラーやドイツテレコムといった企業にソフトウエアを販売している。1997年創業の同社は、プライベートエクイティー(PE、未公開株)会社フランシスコ・パートナーズによって所有され、2015年に非公開化。ゴールドマン・サックス・グループがフランシスコ・パートナーズのアドバイザーを務めた。(ブルームバーグ)
(2019/8/8 12:30)