[ ICT ]
(2019/9/5 10:30)
【ニューヨーク=時事】米連邦取引委員会(FTC)とニューヨーク州司法当局は4日、IT大手グーグルが傘下の動画再生サービス「ユーチューブ」で閲覧履歴など子どもの個人情報を違法に収集していたとして、同社に1億7000万ドル(約180億円)の制裁金を科したと発表した。子どもの個人情報保護をめぐる制裁金としては過去最大という。
米国の子どもオンラインプライバシー保護法では、13歳未満の子どもの個人情報を収集するには、保護者の同意を義務付けているが、ユーチューブで同意なしに収集された子どもの閲覧行動が企業の広告宣伝に利用されていた。玩具大手ハズブロやマテルに対し「ユーチューブは子どもが訪れるナンバーワンのウェブサイトだ」などと売り込んでいたという。
(2019/9/5 10:30)