[ ICT ]
(2019/9/9 12:00)
スイスのプロトンメールは、中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)の将来の携帯端末で暗号化電子メールサービスを提供する可能性を協議している。ファーウェイは、米アルファベット傘下グーグルのエコシステムに代わるサービス開発を目指している。
プロトンメールのアンディー・エン最高経営責任者(CEO)は、同社のサービスがファーウェイの将来の携帯端末にあらかじめ搭載されるか、アプリストア「アップギャラリー」内で提供される可能性があると述べた。ファーウェイを通じてのサービス提供について最終決定には至っていないという。
ファーウェイは今年5月に米国のブラックリストに掲載されたことで、グーグルのプログラムにアクセスできなくなる恐れがある。グーグルの基本ソフト(OS)「アンドロイド」のアップデートも対象となり、それがなければ「Gメール」などの重要なアプリも提供できなくなる。(ブルームバーグ)
(2019/9/9 12:00)