(2019/10/11 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料」11月号では、「高性能電池製造のための粉体技術」を特集する。
次世代の材料開発・製品開発は、粉体技術によって支えられ、さまざまな分野・業種で粉体技術は用いられている。その最たるものが電池である。
また、今日の産業界の大きな流れである自動車電動化やエネルギー貯蔵において電池は重要な役割を果たしている。そのため高容量、長寿命かつ安価な電池への期待が高まっている。
本特集では、粉体技術を制するものが次世代電池を制するといわれる電池の高性能化の要求に向けた粉体メーカー各社の粉体技術を取り上げる。
最新の電池製造技術を解説するとともに、高速撹拌型粉体球状装置、オールセラミックス微粉砕機、衝撃式微粉砕機などを紹介する。
また、次世代水系電極スラリーの開発、三元系正極スラリーの分散、粒子加工技術、車載劣化電池材料の解析評価、蓄電池リサイクル技術の高度化の進展など、幅広いテーマを取り上げている。
(2019/10/11 05:00)