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(2019/11/14 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料」12月号では、「応用拡大する光触媒技術の新展開」を特集する。
酸化チタンに光を当てることによって有機物の酸化分解および超親水性を発現する光触媒現象は1967年に発見された。1990年代以降、モノの表面の汚れを浮かせて分解するセルフクリーニング効果を利用して、あらゆる産業分野で応用されている。光触媒の研究開発は、従来の環境浄化の他に、大気中の二酸化炭素(CO2)の除去・資源化、水素エネルギーの生成などへの応用も期待される。
本特集では、総論で光触媒研究の第一人者である東京理科大学の藤嶋昭栄誉教授に光触媒反応の基本的な考え方から最近の人工光合成の成果、光電極系を用いる炭酸ガス還元に関する研究動向を解説してもらった。続いて、光触媒を応用した歴史的建造物保護の取り組み、光触媒工業会の「きれいJAPAN」プロジェクト、高効率水分解光触媒系の開発、光触媒外壁材、可視光応答形光触媒技術と内装塗料への応用などの最新事例を紹介する。
(2019/11/14 05:00)
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