(2019/12/2 05:00)
モノづくり日本会議と日刊工業新聞社は「第16回/2019年超モノづくり部品大賞」の贈賞式を都内のホテルで開いた。大賞に輝いたフジキン(大阪市北区)の「超高圧液体水素適合バルブ」など、合計34件に各賞が贈られた。(総合3に「喜びの声」、機械・ロボット・航空機に「19年超モノづくり部品大賞」)
フジキンは、99・9メガパスカルの超高圧とマイナス253度Cの極低温という過酷な環境下でも大流量を制御できる点が評価された。野島新也社長は「次世代の水素ステーションのキーパーツの一つになると確信している。より良い水素社会の実現に貢献していきたい」と述べた。
芝浦工業大学名誉学長の小口泰平氏は「いずれの応募も、プロとしての素晴らしいモノづくり精神が伝わってくるものだった」と講評した。
(2019/12/2 05:00)