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(2019/12/12 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料」2020年1月号では、「自動車電動化で需要高まる静音・放熱のための材料技術」を特集する。
自動車の電動化の進展は、自動車材料の特性にも大きな影響を与えている。最近ではエンジン音がなくなったことから感じられる、車内の音響やタイヤの摩擦音などの静粛化や、電力消費を低減し航続距離を伸ばすための電子機器周辺の効率的な放熱のニーズが高くなっている。これを受けて、静音・放熱のための材料技術を特集する。
音・熱という二つの観点から各メーカーの材料技術の最新事例を取り上げる。プロローグは本田技術研究所の「自動車の電動化時代に高まる静音化と熱マネジメントの重要性」を掲載する。音に関する事例として、セキソー(愛知県岡崎市)による「不織布製吸音材」、ブリヂストンによる「EV化に伴うタイヤ技術開発動向」などを紹介する。熱に関する事例として、ユニチカによる「高熱伝導性ポリアミド」、JXTGエネルギーによる「高耐熱・高熱伝導性熱硬化樹脂」などを紹介する。
(2019/12/12 05:00)