(2020/3/20 05:00)
政府は19日、新型コロナウイルス感染症の実体経済への影響を探る集中ヒアリングの初会合を開いた。フリーランスや就職活動中の学生から厳しい事業・生活状況などを聞いた。今後、数回開催し、4月に打ち出す大型経済対策に反映させる。
安倍晋三首相は会合の冒頭、訪日外国人の減少や感染拡大阻止に向けた全国的イベントの自粛などに触れ、「雇用を守り抜き、事業を継続できるよう支援を徹底する。現場の声を聞きながら政策を練り上げていく」とあいさつした。参加者の1人は「一日でも早く1人でも仕事に復帰できるよう、自粛時期やエリアなどの明確化をお願いしたい」と要望した。
会合には、麻生太郎財務相、梶山弘志経済産業相ら経済関係閣僚のほか、岸田文雄自民党政調会長、石田祝稔公明党政調会長が参加した。今後、経済団体などから意見を聞く。
(2020/3/20 05:00)
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