新型コロナ／大阪府、ドライブスルーＰＣＲ検査

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大阪府は２３日、新型コロナウイルスの感染を調べるＰＣＲ検査体制拡充の一環で、屋外でのドライブスルー方式による検体採取（写真）を始めた。一般外来との接触機会を減らせるほか、特別な施設整備の必要がないため採取場を増やせる利点がある。

府は検体採取の件数と検査能力を増やし、１日あたりの処理可能数を４２０検体から８９０検体に増やす。府内の検体採取場は現在の１５カ所から２０カ所以上になる見通し。

府の担当者は「採取場が増えれば、検査までの待ち日数が減らせる」と話した。同方式の検体採取は国内では奈良県や東京都などが導入している。