新型コロナ／神奈川県、アバターロボで入所者面会実証

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  アバターインのアバターロボット「newme」（19年10月、千葉・幕張＝ブルームバーグ）

【横浜】神奈川県は新型コロナウイルス感染症拡大防止のために面会制限をしている介護施設などで、アバターロボットを用いて施設入所者と家族の面会実証事業を１５日から実施する。アバターイン（東京都中央区）の「ｎｅｗｍｅ（ニューミー）」を活用する。パソコンなどの端末を通じて遠隔地にあるニューミーを分身として動かし、互いの顔を見ながらコミュニケーションがとれる。実証実験は横須賀市と南足柄市の施設で実施。各施設にニューミー１台を無償貸与し、状況に応じて運用方法を決定する。

今後、県は施設の端末からニューミーを操作することにより、帰省や旅行などの体感など新たな社会モデルの構築に向けた検討を進める。