新型コロナ／サンエイ、パッド交換型シールド 夏場にメンテしやすく

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【前橋】サンエイ（群馬県大泉町、中西聡之社長、０２７６・６３・３６１１）は、新型コロナウイルス禍のもと、飛沫（ひまつ）防止用フェースシールド（写真）で額に接触するスポンジパッドが交換可能なタイプを開発した。夏場の着用時の不快感を軽減する狙い。ウェブサイト（http://sanei-oizumi.co.jp/）で１２日に発売する。価格はフェースシールド１０枚と交換用パッド１０個が１セットで７５００円（消費税抜き）。

フェースシールドを夏場に使用するとスポンジパッドが額に接触し、発汗による蒸れが生じ、衛生面も懸念がある。このため両面テープでフェースシールドに簡単に脱着できるタイプを作製した。顔を覆う部材のポリカーボネート樹脂は「耐熱性や耐衝撃性などに優れる」（中西社長）ため、汚れをメンテナンスしながら長期間の使用を想定している。

病院や介護施設、対面式で学習塾などさまざまな用途を見込む。幅３５０ミリ×高さ２２０ミリメートルの大人用、幅２８０ミリ×高さ１８５ミリメートルの子ども用を用意。交換用パッドのみでも５個１セット５００円（同）で販売する。