工場管理８月号／中小製造業の生産技術力を鍛える！

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２０日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理８月号」は「中小製造業の生産技術力を鍛える！〜人手不足に打ち勝つ工場づくりのカギ〜」を特集する。自動化・機械化を円滑に推進するために必要な「生産技術」を強化するための方法を提示する。

生産技術部門は生産ラインの構築や工程設計を担い、少人化工場づくりの決め手となる。大手企業では専門部署が組織化されているが、中小企業では製造担当者が兼務するケースが多い。特集では専門部隊がない場合の自動化推進やロボット導入のプロセス、生産技術を担う人材の育成方法などについて事例を交えて解説する。

シニア用・介護用食品の製造販売を手がける大和（石川県小松市）は、ムース製造ラインで自動化設備を導入するにあたり、現状の問題の洗い出しから重要課題の抽出、データに基づいた分析を実施。導入前にこうした改善シナリオに沿って「地ならし」を行うことで、適材適所の設備導入の見極めができ、生産性も向上できた。

生産技術的思考の醸成や自動化によって競争力を見いだした事例も紹介する。