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(2020/9/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日発売する月刊誌「機械技術10月号」は「新素材・難削材加工の最新技術動向」を特集する。加工に必要な基本知識と戦略、ポイントを提案。工作機械や工具メーカーが提案する最新加工技術と実際の加工現場の取り組みも紹介する。
総論で難削材切削技術研究所の狩野勝吉代表が「難削材・新素材切削の現状と基礎技術」、解説ではAPTES技術研究所の愛恭輔代表が「新素材・難削材の基本戦略と切削加工データを活用したステンレス・耐熱合金の研削加工」を執筆。実践例では難加工材加工で航空機業界に進出した事例や、セラミックスなど脆性素材への挑戦を通じて市場開拓に取り組む企業も紹介する。
高強度や軽量、耐熱など製品の高機能化に伴い、チタンや炭素繊維強化プラスチック(CFRP)といった新素材・難削材の採用が幅広い分野で進んでいる。工作機械や工具メーカーからは難削材加工の高精度化や効率化に向けた製品や技術の提案がみられようになり、実務に役立つ加工技術の整理と確立が新素材・難削材加工の課題となっている。
(2020/9/24 05:00)