- トップ
- 機械・ロボット・航空機2
- 記事詳細
(2020/11/19 05:00)
20日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理12月号」では「産業の垣根を越えた トヨタ生産方式 改善の着眼点10カ条」を特集する。徹底したムダの排除に基づくトヨタ生産方式(TPS)の改善哲学は今、製造業のみならず農業やサービス業など非製造業にも広まっている。人に優しく、効率の良い作業方法の追求はすべての産業の共通視点でもある。
特集ではTPSの手法や思想に基づいて改善の目の付け所を「着眼点」として整理。「仕事とは何かを理解しているか」「付加価値のない仕事をしていないか」「従業員の安全が最優先」「どんな作業にも標準をつくる」など分かりやすい言葉で10の着眼点に集約。それぞれの基本概念を改善事例とともに解説する。着眼点「業種・業務を問わず7つのムダがある」では、モノづくりの7つのムダの概念を事務作業や農作業にも応用した。現場改善の事例も紹介。高知県農業協同組合では、明文化されていなかったナスの袋詰め作業で作業標準書を作成し、包装方法を変更した結果、作業効率が大幅に向上した。
(2020/11/19 05:00)