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(2021/1/14 05:00)
15日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工業材料」2月号では「5Gを支える電波吸収体」を特集する。5Gはエリアやアンテナ配置などの課題があるほか、適切に電磁波を遮蔽・吸収する材料技術の開発が課題となっている。その解決法の一つに電波吸収体(電波吸収材料)が注目されている。電波吸収体は電磁波を吸収(エネルギーを減衰)する物体で、電子通信技術の発展とともに重要な役割を担っている。ゴムや発泡スチロールなどで作られ、その特性から一定以上の厚みが必要とされている。
最近の研究では利用目的に特化した狭帯域(低速・小容量の伝送)で吸収性能を有し、薄型化、軽量化などの多様な付加価値を持った電波吸収体が提案され、5Gへの適用も視野に入っている。
特集では、青山学院大学の橋本修教授が「5Gにおける電波伝搬と電波吸収技術」と題して、基礎的事項と最近の研究事例を解説。続いて第一線の研究者が高周波化・高機能化に向けた材料開発などを解説した。事例では、主要企業がさまざまなアプローチで開発した電波吸収体を取り上げた。
(2021/1/14 05:00)
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