(2021/2/1 05:00)
「テレワーク いつもと違う 父を知る」「出勤が 運動だったと 気付く腹」―。第一生命保険による恒例の「サラリーマン川柳コンクール」は、コロナに関わる句が約8割だった。じっくり読むと身近な生活や流行、サラリーマンの悲哀がさまざまな角度から描き出されている。
通称「サラ川」は今回で34回目。2020年9月から10月にかけて約6万2千句が全国から寄せられた。前回はラグビーワールドカップの日本開催を背景に「我が家では 最強スクラム 妻・娘」がグランプリに輝いた。
今年の優秀句の中にはブームとなったアニメやドラマも反映されている。「嫁の呼吸 五感で感じろ! 全集中!!」や「倍返し 言えぬ上司に『はい』返し」など、知っている人なら思わずニヤリ。
「密なのに 妻の抗体 なぜできぬ」「スマホより 俺を認証 しない妻」など、変わりゆく夫婦の愛情を詠んだ句も多かった。「毎年の流行だけでなく、世代間のギャップなどを楽しめるのがサラ川」と第一生命の担当者は語る。
東京などに緊急事態宣言が再度発令され、飲食店の閉店、休業が続出するなど、世間は暗い雰囲気に包まれがち。つかの間の愉快な気持ちを楽しみたい。
(2021/2/1 05:00)
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