- トップ
- 機械・ロボット・航空機1
- 記事詳細
(2021/4/19 05:00)
20日に発売する日刊工業新聞社発行の月刊誌「工場管理」5月号では「協力工場の潜在能力を引き出す 生産現場の外注先マネジメント」を特集する。
本来、発注側と外注先は互恵関係を築くことが理想と言えるが、外注先の現場の実情に沿わない改善手法の押し付けや買いたたきなど、一方的な要求で品質・原価・納期改善を実現しようとするケースも少なくない。しかし、コロナ禍の厳しい時期だからこそ、発注側と外注先の双方にとってプラスとなる外注先マネジメントが必要とされている。
特集では外注先の協力工場が持つ潜在能力を最大限引き出し、品質向上や納期短縮を実現するマネジメント術のポイントを解説した。企業事例で紹介する医療機器メーカーのアルケアは、とりわけ厳しい品質管理が求められる医療機器の製造で協力工場と密接に連携し、生産現場の5S(整理、整頓、清掃、清潔、しつけ)実践状況や改善課題などの情報共有を入念にできる体制を確立。協力工場の改善活動にも積極的に関わり、高度な品質管理を実現している。
(2021/4/19 05:00)