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(2021/6/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日に発売する「機械技術」7月号は「難削材の微細加工技術の最新動向」を特集する。難削材の微細加工技術に必要な基本知識と戦略を解説。先進的な加工現場の事例と工作機械・工具メーカーが提案する最新の加工技術を取り上げる。
総論では東京大学生産技術研究所の臼杵年教授が「高硬度材料および難削材の超精密・高精度加工技術の動向について」と題し、難削材加工用の工作機械の技術動向や加工事例について解説する。工作機械や工具の主要メーカーによる機能解説では最新の製品技術と運用方法を紹介。事例では信栄テクノ(東京都大田区)、松浦製作所(同)、須藤精密(東京都瑞穂町)、日成工業(川崎市中原区)、雄飛産業(滋賀県草津市)など、独自の加工技術を確立している現場の取り組みを報告する。
機械製品の小型・軽量化に伴い、構成する部品の微細・精密化が進んでいる。材料もチタンやセラミックスなど新素材・難削材の採用が検討され、形状と材料の両面から微細加工に対する期待が集まっている。
(2021/6/24 05:00)