型技術８月号／知っておきたいダイカスト金型の基礎

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日刊工業新聞社が１６日に発行する「型技術」８月号は、「これだけは知っておきたいダイカスト金型の基礎」を特集する。

ダイカスト部品の付加価値を高める技術開発には、金型の基礎や原理原則を知ることが欠かせない。そこで、必要になる金型の基礎知識を網羅的に取り上げた。

総論は「長寿命、高生産性を目指すダイカスト金型に求められるもの」をテーマに、金型製作の流れや金型故障を防ぐためのポイントを分かりやすく紹介した。

解説は（１）設計（２）解析（３）材料（型材）（４）熱処理・表面処理（５）補修に項目分けした。（１）では金型設計の手順と要点、トラブルを防止するために設計段階で考慮するべき点などを紹介した。（２）ではコンピューター利用解析（ＣＡＥ）を用いて鋳造欠陥や金型にかかる応力を予測する手法を解説した。

（３）ではダイカスト金型を入れ子金型、中子・鋳抜きピン、主型に分けて、損傷とその対策としての鋼材選択方法を紹介。（４）では熱処理・表面処理の種類や効果、特徴を、（５）では金型を溶接補修するための基本的な方法を取り上げた。