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(2021/8/13 05:00)
日刊工業新聞社が16日に発売する月刊誌「型技術」9月号の特集では「他材料から樹脂への材料置換と環境負荷低減」を取り上げる。
ユーザーニーズの多様化に対応するため、製品開発では軽量化や高強度化などへの対応が求められている。その有効な手段の一つに樹脂材料への置換がある。一方で樹脂材料は廃棄後の環境負荷の課題も抱えている。そのため製品開発で材料置換を図る上では環境負荷低減も視野に入れた取り組みがますます重要になってくる。
本特集は「材料置換編」と「環境負荷低減編」の二つの視点で構成されている。材料置換編では金属やガラスなどから樹脂への材料置換の実例として自動車のバックドアや軸受、注射針やキャビネットなどの医療用機器・器具を取り上げ、開発要点や金型設計のポイントおよび材料置換の有用性を紹介する。
また、環境負荷低減編では環境への負荷低減を図るための知識として、生分解性プラスチックと最新の環境負荷低減樹脂の開発状況を紹介する。
(2021/8/13 05:00)