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(2022/2/15 05:00)
日刊工業新聞社が15日に発売する月刊誌「型技術」3月号の特集は、「高機能・高付加価値を実現する、マルチマテリアル化のための接合技術」をテーマに、金型や部品づくりにおける複数材料(マルチマテリアル)の接合技術を紹介する。
モノづくりにおける部品の高機能化、高付加価値化がますます高いレベルで求められている。その達成のためには単一の材料ではなく、各部品に必要な強度や性能を具現化するためにマルチマテリアルを選択することが有効となる。また、実用的なマルチマテリアル化を具現させるためには接合技術が要になる。
従来から自動車、船舶、鉄道、土木の分野では、接合した金属部品が用いられている。金属同士の接合では、圧入、カシメなどの機械的接合や接着などの化学的接合、溶融・液相・固相などの材料的接合が用いられるが、本特集では、最近、需要が高まる異種金属同士、および金属とプラスチックのような異種材のマルチマテリアル化を実現するための接合技術について基礎知識と最近の技術開発状況を紹介する。
(2022/2/15 05:00)