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(2022/3/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日に発売する「機械技術」4月号は「そういうことだったのか!機械加工現場の専門用語」を特集する。工作機械と工具、加工法などの用語をQ&A方式で、写真や図を交えて、芝浦工業大学の澤武一教授が解説する。
「タップを立てる」「びびり」「シンニング」など、機械加工現場には、新入社員や他業界からの転職者にとって、なじみのない言葉が多い。日常的に現場で飛び交う専門用語の意味を知ることは業務の習得を早めるとともに切削や研削加工の原理・原則を理解するための手がかりとなる。
用語解説では、「工作機械」「加工法」「切削・研削工具」「段取り」「機械技術」の5分野に分類。日常業務での使用頻度が高く、初心者には耳慣れない用語を中心に集めた。事例では、転職を経て部品加工業の経営者になった大幸精機(大阪府八尾市)の小柴孝文社長を取材。自身が苦労しながら工作機械の操作や作業を覚えた経験を基に、機械加工の基礎を学ぶシステムを開発。人材の育成の合理化につなげた事例を紹介する。
(2022/3/24 05:00)