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(2022/8/24 05:00)
日刊工業新聞社が25日発売する「機械技術」9月特別増大号は「高精度・高機能化ニーズに応える歯車加工技術」を特集する。
騒音・振動の低減、長寿命、省エネといった機能を備えた歯車を高効率に生産するための歯車加工、測定などに関する最新の技術・ノウハウを解説する。ロボットを活用した自動化や特殊波面調整加工など歯車製造の先進的な事例のほか、最新の歯車加工機、加工工具、測定機なども紹介する。
歯車は自動車をはじめとする輸送機器や産業機械、工作機械、ロボットなどの部品に多く使われており、産業を支える重要な機械要素である。最近は世界規模でのロボット、自動化設備の市場拡大を背景に歯車需要が増加傾向にある。加えて燃費向上や低コスト化のニーズが高まる中、小型・軽量化や強度向上、ノイズ低減、高能率加工などさらに高度な性能が要求されている。
また、5軸マシニングセンターや複合加工機などの汎用機械を用いた歯車加工技術の高度化も進み、歯車への新規参入の動きも出始めている。
(2022/8/24 05:00)