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(2022/10/13 05:00)
日刊工業新聞社が15日発売する月刊誌「型技術」11月号の特集は「生活を彩る型技術・成形技術」をテーマに身近にあって日常的に使われるさまざまな製品の作り方を金型や成形技術を中心に紹介する。
身近な日用品である歯ブラシやキッチンボウル、スマートフォンのカバー、衣装ケースなどは、金型とプラスチック射出成形、金型と絞り加工といったように金型を主体とした各種成形・加工技術で作られている。しかし、一般消費者はそれらがどのように作られるかほとんど知らない。モノづくりに携わる人間でも門外漢の製品になると、どのような素形材技術で作られているのか意外と知らないものである。
日用品を生み出す素形材技術は表面には現れず、いわゆる縁の下の力持ち的役割に終始する技術ということだろう。ただ、その陰の技術にはミクロン単位の加工技術や最新の光学機器を生かした品質管理など高レベルの技術が駆使されてもいる。特集では日用品、ホビー用品、雑貨など身近な製品の作り方とそれに用いる金型技術、成形・加工技術について事例を挙げながら紹介する。
(2022/10/13 05:00)