イタリア、海外パビリオン起工式 「タイプA」で初
(2023/12/19 17:00)
イタリアは１９日、２０２５年開催の大阪・関西万博において、自前で建設する「タイプＡ」の海外パビリオンでは初となる起工式を大阪市此花区の夢洲（ゆめしま）で行った（写真）。２４年３月にも工事を本格スタートし、開幕までに間に合わせる。タイプＡ出展の海外パビリオンは約６０カ国が希望するが、施工事業者を決定しているのは１８日時点で３２カ国にとどまり、海外の建設動向は注目されている。
起工式でイタリア政府代表のマリオ・ヴァッターニ氏は「参加国で最初の（起工式での）鍬入れができ、うれしく思う。日本人との共同チームで万博の成功と両国の将来の関係を発展させたい」とあいさつした。
建物は軽量の木造建築を中心とし、イタリアの建設設計事務所と協力し西尾レントオールなどが工事を担う。パビリオン外観は円形闘技場の「コロッセオ」をイメージし、屋上にはイタリア風の庭園もつくる。
(2023/12/19 17:00)
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