(2024/3/8 05:00)
発明功労賞(50音順)
ケーブル落し込み装置=育良精機(常務取締役開発事業部長兼研究所所長・大槻芳朗氏)
発明功労賞
昇降装置及び倉庫装置=伊東電機(会長・伊東一夫氏ほか2人)
駆動源は独自のDC24ボルトブラシレスモータ搭載のパワーモーラ。エアー機器を使用せず安全かつ省エネで、導入時の初期費用を削減する。(伊東電機=兵庫県加西市)
発明功労賞
溶解型マイクロニードル=コスメディ製薬(社長・権英淑氏ほか1人)
在宅で“貼る注射”を実現し、しわの予防や美白などが期待される化粧品の開発につながる。ワクチンなど医薬品への応用も進める。(コスメディ製薬=京都市南区)
発明功労賞
生産ラインの効率化に資する移送機構=コネクテッドロボティクス(執行役員・塚本光一氏ほか3人)
対象物をロボットに近づけ処理するため、総菜の盛り付けや調理など高い処理精度が必要な作業をロボットで行える。アームが短いロボットでも生産ラインに活用できる。(コネクテッドロボティクス=東京都小金井市)
発明功労賞
情報処理装置、情報処理システム及びプログラム=コバヤシ精密工業(社長・小林昌純氏)
電力料金の高騰で稼働する装置の状況把握が重要となる中、電気を大量に消費している装置をリアルタイムで調べる方法が必要だった。(コバヤシ精密工業=相模原市南区)
発明功労賞
複雑な制御不要の超短パルスレーザー発生装置=セブンシックス(技術本部マネージャー・西浦匡則氏)
超短パルスレーザーは材料の加工やセンシングなどの中核技術。だが発振器に使われる可飽和吸収機構の製造コストやメンテナンスで総所有コストが高くなり、一部の研究機関や大企業にしか導入されていない。(セブンシックス=東京都港区)
発明功労賞
深穴加工用1枚刃ドリル=西研(社長・寺本博氏)
小径深穴加工は開けた穴が曲がることが多く、途中でドリル欠損などが発生するため高圧ポンプなどの設備が必要だった。隣接する穴は、くっつかず側面が膨らまない。将来、産業用ロボットに取り付け精密な無人作業への応用につながる。(西研=広島市西区)
(2024/3/8 05:00)