伊藤忠の今年度計画、当期益8800億円 各セグメント成長で最高益

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伊藤忠商事は３日、２０２５年３月期連結当期利益予想を前期見通し比１０％増の８８００億円とする「２０２４年度経営計画」を公表した。３月末に３カ年の中期経営計画が終了したが、近年の急激な経済環境の変化を背景に中期の経営コミットが困難になっていることを踏まえ単年度ごとの計画に切り替えた。２５年３月期業績は「各セグメントが着実に成長することで過去最高益（８８００億円）を目指す」（石井敬太社長）とし、詳細は５月の決算発表時に公表するとした。

２５年３月期は１兆円を上限とする成長投資計画も示した。従来の既存投資先の株式買い増しに限らず、「間口を広げて事業を補完し、強固にする」（石井社長）方針。