米オープンAI、COO来日 日本企業100社超と交流

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  日本開拓に意欲を示すライトキャップＣＯＯ

　米オープンＡＩのブラッド・ライトキャップ最高執行責任者（ＣＯＯ）が来日し、１３日までに１００社以上の日本企業の幹部を招いて最新情報を説明する「エグゼクティブサミット」を開いたことが分かった。１３日に都内で日刊工業新聞の取材に応じたライトキャップＣＯＯはエグゼクティブサミットで「オープンＡＩがどのような応用プログラムインターフェース（ＡＰＩ）やチャットＧＰＴを法人向けに展開できるのか、生産性向上や開発における事例を踏まえて紹介した」と述べた。

　ライトキャップＣＯＯの来日は、４月の日本法人設立以来約５カ月ぶり。オープンＡＩの企業向け製品の国別ユーザー数で日本は世界トップ３に位置し、日本市場への期待感がうかがえる。

　オープンＡＩは１２日（米国時間）、複雑な推論ができる人工知能（ＡＩ）の新たな基盤モデル「オープンＡＩ　ｏ１（オーワン）」を発表した。ライトキャップＣＯＯは「テクノロジーはますます発展する」と指摘。日本は大企業を中心にＡＩの活用に積極的な姿勢を見せているとし、「すでに当社のＡＩを採用した企業も多く、当社への熱意を感じた。継続的に日本法人の社員数を増やしていきたい」とした。