(2024/9/20 17:00)
日銀は20日の金融政策決定会合で、政策金利を現行の0・25%程度に据え置くことを全会一致で決定した。前回7月末の決定会合で追加利上げに踏み切った影響を引き続き見極めていく。
同日開いた会見で、植田和男総裁は金融政策の運営について「実質金利が極めて低い水準にあることを踏まえると、経済・物価の見通しが実現していけば政策金利を引き上げて金融緩和の度合いを調整していく」と方針を語った。
物価については「為替動向も踏まえると年初以降の円安に伴う輸入物価上昇を受けた上振れリスクは減少している」との認識を示した。その上で「政策判断にさまざまなことを確認する時間的な余裕はある」とした。
国内消費の認識の上方修正については「賃金が着実に上昇して、所得環境の改善が続いている。そうした点を総合判断して判断を引き上げた」とした。
(2024/9/20 17:00)
総合1のニュース一覧
- 日銀、政策金利据え置き 植田総裁、経済・物価次第で利上げ調整(24/09/20)
- 株価3日続伸、568円高の3万7723円 米株上昇で(24/09/20)
- 8月の消費者物価、2.8% コメ値上がりなどで(24/09/20)
- 新明和工業、無人航空機事業化へ 観測・探査で開発進む(24/09/20)
- 群馬大、森林の仕組み把握しCO2削減へ(24/09/20)
- 科学への関心を芽生えさせた「レンズマンシリーズ」北陸先端科学技術大学院大学学長・寺野稔氏(24/09/20)
- 日立建機、インドネシアで超大型ショベル量産 鉱山向け堅調(24/09/20)
- 大日印、28年度までに養殖飼料用の幼虫飼育工場 粉末年産1200トン(24/09/20)
- 金融政策、日米逆方向に 4年半ぶり米利下げ、好業績に円高の足音(24/09/20)
- おことわり/「変わる潮目2024 企業のトップに聞く」は休みました(24/09/20)