AutoStore、注文処理のパフォーマンスを劇的に改善することでeコマース業界の需要に対応する革新的な生産性ソフトウェア「Router」を発表

ノルウェーのロボティクステクノロジー企業であるAutoStore（日本法人：オートストア・システム株式会社、社長：鴨　弘司、以下、「AutoStore」）は本日、キューブベースの注文処理システム用に新しく開発されたソフトウェアスイート、「Router」を発表しました。本ソフトウェアは、ロボットの生産性と効率を最大40％、ロボットシステム全体のスループットを最大4倍向上させます。



AutoStoreのCEOのKarl Johan Lierは次のように述べています。
「この度当社では、業界にとって非常に重要な時期にRouterを発表するにいたりました。すべてのAutoStoreユーザーが利用できるこの革新的なソフトウェアは、迅速に適応する能力が重要になる中、注文処理そのものを変革するでしょう。私たちは、将来の課題を予測することの重要性を認識しています。新型コロナウイルス感染症によるパンデミックによって、小売およびeコマース市場は大きな変化を遂げています。 ブラックフライデーとホリデーシーズンが近づく中、Routerは、倉庫とマイクロフルフィルメントセンターにおいて必要不可欠な柔軟性と高速効率を提供します。我々は、AutoStoreの開発の歴史において、ここ数年で最大の開発案件を製品化し、発表できることを嬉しく思います。」

20年以上にわたる研究開発に基づいて開発されたRouterは、大規模な流通センターでも、店舗の裏側のマイクロフルフィルメントセンターでも、あらゆるAutoStoreシステムに実装できる革新的なテクノロジーです。ユーザーは、AutoStoreテクノロジーの特徴である柔軟性を踏襲するRouterを導入することで、システム全体のスループットを最大4倍向上させることができます。

Routerは、高度なコンピューターアルゴリズムを利用して、AutoStoreロボットが高密度グリッドシステム内で注文を移動および配送するために、最も効率的なルートをリアルタイムで継続的に解析・再解析します。この高度なソフトウェアは毎秒、オペレーション上で発生する変化を分析して、動的に適応させることで、フルフィルメントプロセスを加速し、継続的に最適化された注文の流れを維持します。このアプローチによって、システムは、新しい注文の受信、注文のキャンセル、フルフィルメント担当者の移動など、グリッド外部で発生する継続的な変化を処理および適応できます。


AutoStoreの最高製品責任者であるCarlos Fernandezは、次のように述べています。
「新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは、AutoStoreの全員に、革新を視野に入れながら新しい状況に迅速に適応することの重要性を教えてくれました。この新しいソフトウェアは、何年にも渡って開発されてきたものですが、今このタイミングが最も必要とされる製品です。 より優れた柔軟性を実現する高効率のRouterは、将来何が起こるかに関わらず、変化するお客様のニーズを満たすことができるように設計されています。」

ノルウェーの本社で開発されたRouterは、現在世界中で利用可能となっています。詳細については、https：//autostoresystem.com/routerをご覧ください。

AutoStoreについて| www.autostoresystem.com
1996年に設立されたAutoStoreは、業界で最高密度を誇り、最速のオーダーフルフィルメントソリューションの1つであるCube Storage Automationを発明し、そのパイオニアであり続けているロボティクステクノロジー企業です。AutoStoreは、ソフトウェアとハードウェアを人間の能力と結び付けて、オーダーフルフィルメントの未来を創造することに注力しています。 AutoStoreは、グローバルに事業を展開し、世界30か国で幅広い業界のお客様環境に500を超えるシステムをインストールしています。 すべてのシステムは、AutoStoreが「パートナー」の認定を受けたシステムインテグレーターのネットワークによって設計、インストール、およびサポートされています。 本社はNedreVats（ノルウェー）にあり、オスロ（ノルウェー）、米国、英国、ドイツ、フランス、韓国、日本でオフィスを展開しています。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000066741.html