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(2021/1/7)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:ティアック株式会社
ティアック株式会社(本社:東京都多摩市、代表取締役社長:英 裕治)は、4K/UHDライブストリーミング用AV Over IPエンコーダー/デコーダー『VS-R265』ならびにFull HDライブストリーミング用 AV Over IP エンコーダー/デコーダー『VS-R264』の両機種において、RTMPを同時に3系統出力を可能とするファームウェアの無償アップデート『V1.1.0』をリリースしました。
3系統のRTMPサイマル配信をVS-Rシリーズ本体だけで実現
PCレスでライブ配信を可能にするエンコーダー/デコーダーとしてご好評をいただいている『VS-R265』および『VS-R264』用のファームウェア『V1.1.0』をリリースいたしました。
今回のアップデートにより、RTMPまたはRTMPSプロトコルを使用する3つのプラットフォームにサイマル配信が可能となりました。(YouTube Live、Facebook Live、Twitch、ニコニコ生放送、SHOWROOM、ツイキャス、LINE LIVE、Wowza、Vimeo、Boxcast、DaCastなど)
様々な運用に対応するRTMPサイマル配信
従来のRTMPサイマル配信はパソコンの配信ソフトを使うか、複数の『VS-Rシリーズ』を使用する必要がありました。配信ソフトを用いる方法はパソコン本体への負荷が大きく、配信のクオリティにも影響をおよぼし、複数のハードウェア・エンコーダーを用いる方法は運用コスト面などで敷居が高いものでした。
今回のアップデートでは、同じ番組を最大3つのRTMPストリームへ『VS-Rシリーズ』本体だけで容易に安定したサイマル配信を行うことができます。
またYouTubeなどメインのストリームサーバーとバックアップサーバーを持つ配信サービスに対しては『VS-Rシリーズ』本体のみで、同時に別のRTMPアドレスに送出することも可能です。
異なるプロトコルへ最大8系統の同時配信を実現
またRTMPの3系統サイマル配信に対応したことにより、ストリーム出力の総数が8つに増加します。(3 x RTMP / RTMPS、1 x RTSP、1 x HLS、2 x RTP / UDPユニキャストおよび1x RTP / UDPマルチキャスト。ストリーミングのパフォーマンスは解像度設定や転送レート、ネットワーク環境に左右されます。)
ファームウェア V1.1.0の主な特長
・3系統のRTMPプロトコルにサイマル配信が可能
・異なるプロトコルへ最大8系統のサイマル配信に対応
製品サイト
『VS-R265』 https://tascam.jp/jp/product/vs-r265/top
『VS-R264』 https://tascam.jp/jp/product/vs-r264/top
TASCAMは、確かな音質と高い耐久性で長年に渡り支持され世界中の放送・録音現場に導入されています。
その実績と経験を活かしプロフェッショナルのための音響に関わるトータルソリューションを提供するブランドです。
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