企業リリース Powered by PR TIMES

PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。

ジェイテクト、「BEV向けプラネタリギヤ用針状ころ軸受における保持器の樹脂化」が第32回型技術協会「型技術論文賞」を受賞

(2022/6/24)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:株式会社 ジェイテクト

ジェイテクト、「BEV向けプラネタリギヤ用針状ころ軸受における保持器の樹脂化」が第32回型技術協会「型技術論文賞」を受賞

BEVに搭載される遊星式eAxleのプラネタリギヤ内部に使用される針状ころ軸受の保持器の材質を金属から樹脂に変更することで、軸受の20%軽量化を実現

株式会社ジェイテクトは、「BEV向けプラネタリギヤ用針状ころ軸受における保持器の樹脂化」にて、一般社団法人型技術協会主催の第32回型技術協会 「型技術論文賞」を受賞いたしました。


株式会社ジェイテクト(本社: 愛知県刈谷市、社長: 佐藤和弘、以下「ジェイテクト」)は、一般社団法人型技術協会主催の第32回型技術協会「型技術論文賞」を受賞いたしました。

【型技術協会「型技術論文賞」について】
型技術協会では、型技術ならびに型産業のより一層の発展を図ることを目的に「型技術協会賞」を設け、1991年より「功績賞」「技術賞」「型技術論文賞」、1996年より「奨励賞」を設置。特に優れかつ貢献度の高い型に関する技術等に対して、毎年顕彰を行っています。
「型技術論文賞」は、「型技術」誌に掲載された特に優れた論文等の著者に贈られ、有用性・発展性・開示性・革新性に重点を置いた選考が行われます。また、従来の論文としての学術性に加え、型技術全般への貢献度を重視したより広い観点からの審査が行われます。

【受賞論文と受賞者】
受賞論文:「BEV向けプラネタリギヤ用針状ころ軸受における保持器の樹脂化」
受賞者:研究開発本部材料研究部有機材料研究室  村田 順司

【論文の要旨】
自動車市場ではCO2を削減するためにBEV(電気自動車)の普及が進んでおり、電費の向上が課題の一つとなっています。その中で、BEVに用いられる転がり軸受にも電費向上への寄与が要求され、軽量化や潤滑技術の向上が進められています。
ジェイテクトでは、BEVに搭載される遊星式eAxleのプラネタリギヤ内部に使用される針状ころ軸受の保持器の材質を金属から樹脂に変更することで、軸受の20%軽量化を実現しました。保持器に樹脂を用いることで設計自由度を高め、保持器ところ間の空間を広げて油を外径側に流れやすくするなど、軸受内部の油流れを制御する新機能を付与し、潤滑油量が少なくても十分な潤滑性と冷却性を有する軸受を開発することができました。

左:開発品  右:従来品
(ご参考)BEV向けプラネタリギヤ用軽量針状ころ軸受の開発
https://www.jtekt.co.jp/news/201029_3.html

【今後に向けて】
これからもジェイテクトは、本論文のように従来の形状や機能にとらわれず新たな発想でお客様のニーズにお応えし、地球環境にもやさしい商品開発を進めてまいります。


7.1 2030年までに、安価かつ信頼できる現代的エネルギーサービスへの普遍的アクセスを確保する。
7.3 2030年までに、世界全体のエネルギー効率の改善率を倍増させる。
9.4 2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性の向上をさせる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。
11.6 2030年までに、大気の質及び一般並びにその他の廃棄物の管理に特別な注意を払うことによるものを含め、都市の一人当たりの環境上の悪影響を軽減する。

企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ

※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。

Journagram→ Journagramとは

おすすめコンテンツ

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

「現場のプロ」×「DXリーダー」を育てる 決定版 学び直しのカイゼン全書

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

2025年度版 技術士第二次試験「建設部門」<必須科目>論文対策キーワード

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

技術士第二次試験「総合技術監理部門」択一式問題150選&論文試験対策 第3版

GD&T(幾何公差設計法)活用術

GD&T(幾何公差設計法)活用術

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

NCプログラムの基礎〜マシニングセンタ編 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

金属加工シリーズ 研削加工の基礎 上巻

ご存知ですか?記事のご利用について

カレンダーから探す

閲覧ランキング
  • 今日
  • 今週

ソーシャルメディア

電子版からのお知らせ

↓もっと見る

日刊工業新聞社トピックス

セミナースケジュール

イベントスケジュール

もっと見る

PR

おすすめの本・雑誌・DVD

ニュースイッチ

企業リリース Powered by PR TIMES

大規模自然災害時の臨時ID発行はこちら

日刊工業新聞社関連サイト・サービス

マイクリップ機能は会員限定サービスです。

有料購読会員は最大300件の記事を保存することができます。

ログイン