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(2023/4/4)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:オーステッド・ジャパン株式会社
オーステッドは、2025年末竣工予定の大彰化2b&4洋上風力発電所に関する最終投資決定(FID)を行いました。
大彰化2b&4は、920MWの設備容量を持ち、2018年6月に、台湾で初めての、現地調達要件を伴わない価格競争に基づく公募により落札しました。その後、オーステッドは、2020年7月に半導体受託生産の世界最大手である台湾積体電路製造(TSMC)とコーポレートPPA(電力購入契約)を締結し、プロジェクトの長期的収益を確保しました。今回のコーポレートPPAは、締結時点で、同種の契約としては台湾で最大のものです。
大彰化(Greater Changhua、ダイショウカ)
O&M 拠点 (Operations and Maintenance Hub)
陸上変電所 (Onshore substation)
台中市(Taichung)
彰化県 (Changhua、ショウカケン)
大彰化2b & 4は、強固で信頼性の高い事業性により、オーステッドのステイクホルダーに対して長期的価値を
創出します。また、コストは、オーステッドが持つ地域およびグローバルなサプライ・チェーンのネットワークを活用することで、予見可能性の高いものとなっています。
強固なバランスシートと信用格付けを持つオーステッドは、今後、当社グループ全体からの資本拠出と台湾国内金融市場での借入資本を組み合わせて、大彰化2b&4 プロジェクトの資金を調達する計画です。
大彰化洋上風力発電所 1&2a
(設備容量900MW)
●オーステッドアジア 太平洋地域プレジデント ペア・マイナート・クリステンセン
「今回の最終投資決定は、オーステッドが、台湾において大規模な洋上風力発電プロジェクトを建設・運営するための万全の準備が整ったということを示しています。当社は、アジア太平洋地域での事業経験があり、技術的なノウハウ、財務能力、ステイクホルダーとの強力な関係もあります。これにより、台湾当局との系統連系契約およびTSMCとのコーポレートPPAを貫徹することに強い自信を持っています。今回の最終投資決定は、アジア太平洋地域の脱炭素化への歩みを加速させるという当社のミッション実現への大きな前進となります。」
●オーステッド台湾Ltd. 代表取締役社長 クリスティ・ワン
「本プロジェクトで、環境に配慮した最新技術であるサクション・バケット・ジャケット基礎工法をアジア太平洋地域で初めて導入できることを誇らしく思います。ダイナミックな市場状況の中、当社の各チームが、現場環境、インフラ、設計、および調達の課題を解決していくことで、今回の最終投資決定を実現することができました。オーステッドのチームは、サプライヤーや関係者のみなさまの支援を得て、自然やコミュニティーと調和した台湾の洋上風力発電の新しい段階に進もうとしています。」
彰化県の沖合約35~60 kmに建設される大彰化2b & 4洋上風力発電所は、環境影響評価にかかるすべての許認可を取得しています。大彰化2b & 4洋上風力発電所では、2023年に陸上での建設を開始、2023年から2024年に構成部品を製造し、洋上での建設は2025年末に完了する予定です。
大彰化2b & 4洋上風力発電所について
容量:920 MW
位置:台湾彰化県沖合35~60 km
水深:23.8 m~44.1 m
風力発電所の規模:185 km2
風車の単機容量:14 MW
竣工見込み:2025年末
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