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レブセル、AC Biode、CO2を空気中から回収しガラスの原料にする事業に関し、スイス不動産大手SPS社本社ビルにて実証実験を開始

(2023/12/1)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:AC Biode

レブセル、AC Biode、CO2を空気中から回収しガラスの原料にする事業に関し、スイス不動産大手SPS社本社ビルにて実証実験を開始

~DACシステム、カーボンサーキュラーエコノミーに関し欧州で展開~


レブセル、AC Biode、CO2を空気中から回収しガラスの原料にする事業に関し、
スイス不動産大手SPS社本社ビルにて実証実験を開始
~DACシステム、カーボンサーキュラーエコノミーに関し欧州で展開~

株式会社レブセル(代表取締役社長:山本健二、本社:神奈川県横浜市、以下、「レブセル」)とAC Biode株式会社(エーシーバイオード、代表取締役社長:久保直嗣、本社:京都府京都市、以下、「AC Biode」)は、DAC (Direct Air Capture:直接空気回収)システムとして、空気中からCO2を回収しガラスの原料に再生する事業に関し、スイス不動産大手Swiss Prime Site AG (CEO: Rene Zahnd、本社:スイス・チューリッヒ、以下「SPS」)本社ビル(チューリッヒ)にて実証実験を開始することに同社と合意しました。

DACやCO2吸着等は気候変動対策に重要な役割を持つ一方で、まだコストが高く、人々の身近なところでは実施が難しく、回収した後のCO2活用方法にも課題があります。地中に注入する場合でも、地震が多い日本では実施は簡単ではありません。

レブセルが開発した本システムは、空気清浄機等のフィルターでCO2を吸着し、それをガラスの原料にし、ガラス工場にてガラスにリサイクルします。製造方法も化学成分も同じものであり、例えば瓶、高級美容品容器、ボトル、グラス、建設資材、イベントにおけるクリスタルのトロフィー、地方お土産等の用途を想定しております。日本国内において、DAC機能付き空気清浄機は大手クリーンルームメーカーと、ガラスへのリサイクルに関しては、大手ガラスメーカーと協業致しております。

並行してQR codeによるCO2吸着量の可視化、透明性確保、ポイント等のキャンペーンとの連動、スポーツ等イベントとの連携、地元のガラス工房との地方創生等も計画しております。

スイスSPSは、2040年までにClimate neutralとなることを目標としており*1、この度スイス
VentureLabと一緒に脱炭素を目的としたアクセラレータープログラムを開始しました。この度、レブセルとAC Biodeが採択された3社の1社に残ったものです。まずは、SPS本社ビルにて実証実験を実施し、結果が良好であれば、SPSが関連するスイスや欧州各国の商業ビルに展開していく予定です。これに伴い欧州内の空調、エアコン、ガラスメーカー等とも協業して参ります。
*1: https://sps.swiss/en/stories/story-detail/climate-neutral-by-2040

既に2023年5月に開催されたG7広島サミット、アラブ首長国連邦Expo City Dubai(ドバイ)、ChangeNow(パリ)、フランスVivaTechnology(パリ)等で展示し、Audi社主催のコンテスト(パリ)、韓国政府主催のアクセラレータープログラム(ソウル)等に参加し、国内外で高い評価を頂いております。先行してDAC機能付き空気清浄機をこの秋に商業化予定で、日本を始め、欧米アジアを中心に海外へも同時に展開していきます。

【レブセルについて】
株式会社レブセルは、「空気を科学する」をテーマに、様々な事業展開を行っています。
近年猛威を振るっている「新型コロナウィルス対策」では、ウィルスを封じ込める陰圧設備事業を展開中。発熱外来用の設備から施設内で患者を隔離するための陰圧設備、実験用やバイオハザードルームとして利用できるP3ルームも販売中。人類喫緊の課題である「地球温暖化対策」では、2018年二酸化炭素を吸着するフィルターの研究を開始。2019年、密閉された空間内のCO2濃度を下げる為のCO2クリーナーを発売。2022年8月には使用(CO2吸着)済みの吸着剤を原料にガラスの製作に成功。新たな炭素循環技術としてG7広島サミットへ出展。

                       DAC機器

                    G7広島サミット展示ブース
【会社概要】
会社名 :株式会社レブセル
設立日 :2009年5月9日
資本金 :505万円
所在地 :神奈川県横浜市都筑区中川1-2 F-1307
代表者 :代表取締役社長 山本健二
事業内容:カーボンリサイクル事業、陰圧設備事業
知財  :商標12件、特許10件、意匠2件、著作権1件 その他申請中多数有り。
所属団体:カーボンリサイクルファンド、広島県カーボンサーキュラーエコノミー推進協議会、
中部TLO、ヨコハマSDG‘sデザインセンター、日本オーガニック会議、
防災安全協会、横浜商工会議所
WEB :Home | REVCELL Carbon Offset
WEB :ホーム - レブセル・陰圧ルーム (revcellnpr.com)

【AC Biodeについて】
AC Biodeは、「化学技術により、地球の温暖化ガス削減と海洋プラスチックはじめグローバルなごみ問題解決・リサイクル率向上に貢献する」をミッションに掲げ、交流電池と回路の開発、廃プラ解重合触媒等の開発(Plastalyst: プラスタリスト)、各種吸着剤開発展開等を行っております。ルクセンブルクに法人、英国ケンブリッジ市に事務所があり、欧州と日本等で事業展開を行っています。


ポリエチレンやPETボトル等をモノマーに解重合することに成功し、特許も複数申請中です。

画像は、けいはんなプラザラボ@京都府での実験の様子






▼製品、技術に関するお問合せはこちら:
https://acbiode.com/contact.html

【採用情報】
材料科学(有機、無機、ハイブリッド、ポリマー、天然高分子)、電気化学、触媒化学の技術者に関し、積極的に採用を行っております。

・勤務地:けいはんなプラザラボ(京都府) 海外出張の機会もあります。
・技能:有機合成、無機合成が実施できること。各種実験試薬の取り扱いに長けていること。真空系及び加圧系の装置や操作に習熟していること。可燃ガスと不活性ガスを適切に取り扱えること。
・言語等:日本語または英語。日本語を話せた方がいいですが、必須ではありません。

CVに写真、性別記載は不要です。
化学技術により環境問題に貢献することにご関心ある方は、お気軽にご連絡ください。CVを日本語、または英語でお送り下さい〈両方の言語は必須ではありません。カバーレターは不要です〉

▼採用に関するお問合せはこちら:
Tadashi.kubo@acbiode.com

【会社概要】
会社名 :AC Biode S.a r.l.(ルクセンブルク法人)、AC Biode株式会社
WEB  :https://acbiode.com/
設立日 :2019年4月1日
資本金 :1億円(日本法人)
所在地 :ルクセンブルク、京都府京都市左京区岩倉花園町498番地6
事務所 :京都府精華町けいはんなプラザラボ(研究所)、英国ケンブリッジ市、東京都大手町
代表者 :代表取締役社長 久保直嗣
事業内容:交流電池と回路の開発、廃プラ解重合触媒等の開発、各種吸着剤開発展開等

以上



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