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(2024/1/30)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
選出された高校、高専、大学等の学生チームに最大20万円相当の物品支援を実施
一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構(所在地:京都府相楽郡精華町、代表理事:川節拓実、通称:Scramble)は、2023年度学生ロボット競技チーム支援制度(STEP2023)の支援チームを公募に基づき選出いたしました。機構外部の審査員も交えた審査の結果、中学生から大学生、新興から強豪まで、様々な競技に出場する9チームへ支援を実施します。
STEPとは
学生ロボット競技チーム支援制度(Scramble robotics Team Encouragement Program:STEP)はロボット競技で成長したい学生・子ども達を応援するため、公募にてロボット競技に出場する学生・子ども達のチームを支援致します。選出されたチームにはチームが希望する物品を本機構からご提供します。
今年度は、チームの課題を解決するために必要な物品を提供する「課題解決枠」と、ロボット競技界隈の発展に貢献する意思のあるチームに追加審査のうえで支援額を上乗せする「ナレッジシェア枠」の2段階で募集しました。
詳細:https://scramble-robot.org/support_info/step2023/
ナレッジシェア枠採択
・採択チーム1 Edge(立命館守山高)
ロボカップジュニアサッカーライトウェイトリーグに出場しているEdgeです。この競技は2 台の自立型ロボットを制作し、サッカーの試合をするというものです。今年は、ソフトウェア、ハードウェアの強化をして、昨年の課題であった安定性の低さを改善し、全国大会優勝を目指します。
・採択チーム2 Robotサークル(琉球大)
琉球大学Robotサークルは昨年度設立された琉球大学唯一のものづくりサークルです。ロボットに限らずロケット等の様々なプロジェクトに取り組んでいます。2024年度は台湾TDK杯ロボコンや種子島ロケットコンテストに出場予定です。
・採択チーム3 Robohan(大阪大)
我々、大阪大学RobohanはNHK学生ロボコンの優勝を目標に日々ロボット製作に取り組んでおります。
Robohanでは活動を通して、部員たちがロボット製作における専門的な知識を養うことはもちろん、各大会で指定されたルールに則って、課題をこなすロボットを製作するというチームプロジェクトに一丸となって取り組むことでプロジェクトに対する実行力、そして協調性を身につけて、社会で活躍できる人員へと成長していきます。また、大会ごとの全く異なるルールや制約に合わせたロボットを自分たちで考えることで、型に縛られない豊かな創造性を育むことができます。
「NHK学生ロボコンの優勝」はRobohanが最終目標としているところであり、昨年度は本戦出場を果たし特別賞を受賞できたものの、決勝トーナメント出場はかないませんでした。引き続き、優勝という目標に向け、チーム一丸となって取り組んで参ります!
課題解決枠採択
・採択チーム4 PyLoT Robotics(海城高)
RoboCup@Home Educationに出場する中高生チームです。ROSなどを使って自律型の生活支援型ロボットを制作しており、世界大会への出場を目指して活動をしています。
・採択チーム5 DERCロケット(同志社大)
同志社大学DERCロケットでは、種子島ロケットコンテストのインテリジェント部門に出場しています。
着陸・空撮・姿勢制御など各自で決めたミッションを果たすロケットを打ち上げ、独創性などを競い合います。
今年度は、高度部門にも出場が決まり、他にもハイブリッドロケットへの挑戦も決まるなど、急速に活動の幅が広がりつつあります。
・採択チーム6 fornax(洛星中)
Fornaxは洛星ロボット研究部の中学生で構成されるロボットチームです。
現在はロボカップジュニアレスキューメイズに向けて取り組んでおり、自律制御し迷路を探索するロボットを製作しています。実際の環境でロボットを動かす、つくばチャレンジにも出場しようと、設計などを進めています。
・採択チーム7 SAZANKA Robotics(渋谷教育学園渋谷高)
SAZANKA Roboticsは、関東の中高生が有志で集まり、アメリカで開催される FIRST Robotics Competition(FRC) というロボコンに出場している団体です。今年は試作品製作に多くの時間を掛け、世界大会への出場を目指します。またFRCで得た経験を基に、ロボット技術の社会応用へ向けて自由にアイデアを出し合えるコミュニティとなる事を目指しています。
・採択チーム8 航空研究会(東京農工大)
東京農工大学航空研究会は、ラジコン飛行機やマルチコプター、モデルロケットなどの、主に空を飛ぶものを製作している団体です。毎年参加している「飛行ロボットコンテスト」と「種子島ロケットコンテスト」に向け、日々技術の向上に努めています。今年から飛行機・マルチコプターの自動操縦技術の開発を本格化させており、従来の設計・製作技術に加え、新たな技術の獲得を目指しています。
・採択チーム9 雛学(群馬高専)
私たち雛学は、3月開催の関東春ロボコンへ向けたロボットの製作を行っているチームです。23年度高専ロボコンでの悔しい経験を糧として、新たな技術に躊躇せず挑戦し、次年度の高専ロボコンへ向けた開発ノウハウや技術の習得を目指しています。
今年度事業責任者コメント
本事業は4年目を迎えることが出来ました。応募頂いた学生の皆様、審査員の方々、そのほか全関係者の皆様に感謝致します。今年度は2段階での募集となりましたが、この背景には本事業が「挑戦的共創人材を育成する活動の一環」として再定義されたことがあり、内部事情で精一杯のチームからロボット競技界隈の将来を見据えたチームまで、全35件の応募を頂き、9チームを課題解決枠として、そのうち3チームをナレッジシェア枠として採択しました。結果として、中学生チームから大学生チームまで、新興から強豪まで、室内競技からフィールド競技まで、様々なチームを支援できることになりました。各チームにはそれぞれ固有の課題が存在します。本事業では一部しか解決することが出来ませんが、僅かでも貢献させて頂ければ幸いに存じます。
Scrambleは、本事業を含めた多方面からの支援により、今後も次世代のロボットエンジニアを育成して参ります。
次世代ロボットエンジニア支援機構について
次世代ロボットエンジニア支援機構は、これからの日本を牽引するエンジニアのたまごを地域から育成する、ロボット競技を人材育成・発掘の場として最大限に活用する、の2つをミッションに掲げています。今回発表した学生ロボット競技チーム支援制度の運営のほか、次世代のエンジニア“挑戦的共創人材”を育成、輩出するためのエンジニア選手権CoREの主催、また挑戦的共創人材のたまごを地域から育成するための地域ロボット部活動“ジュニアロボットチーム”といった事業を主に展開しています。
【ご支援のお願い】
次世代ロボットエンジニア支援機構では企業様、個人様からのご支援によって事業を推進しています。ご支援の詳細はこちらをご覧ください。
企業様:https://scramble-robot.org/support/sponsor_info/
個人様:https://scramble-robot.org/support/supporter_info/
詳細情報
「一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構」
法人名:一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構
所在地:京都府相楽郡精華町精華台7-5-1けいはんなオープンイノベーションセンター201号室
代表者:代表理事 川節拓実(大阪大学助教)
設立:2020年5月18日
URL:https://scramble-robot.org/
事業内容:次世代のエンジニア育成・支援、ものづくり界隈活性化
詳細資料:https://prtimes.jp/a/?f=d62410-50-1ce12bddcbaae6e59a05be13513ae892.pdf
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