BYD 創立30周年記念式典で1,000万台目の新エネルギー車ラインオフを発表

人工知能活用へ1,000億元の投資を決定し技術進歩に注力

　2024年11月18日、新エネルギー車（以下：NEV）およびバッテリーの世界的なリーディングカンパニーであるBYDは、深圳・汕尾特別合作区にある小桃生産基地で1,000万台目のNEVをラインオフし、創立30周年という歴史的な瞬間を迎えました。



　BYDは、自動車メーカーとして世界で初めて、1,000万台のNEVをラインオフしました。この画期的な数字は、持続可能な社会の発展に向けたBYDの揺るぎない貢献を象徴するとともに、自動車業界におけるグローバルリーダーであることを改めて示しています。最初の500万台のNEVの生産に15年を要したにもかかわらず、次の500万台をわずか15カ月で生産したという事実は、BYDがNEVに戦略的に注力し、継続的に技術を進化させていることを示しています。
　創立30周年記念式典では、BYD会長兼社長の王伝福が基調講演を行い、従業員わずか20人の小さな新興企業から、全世界に100万人近いスタッフを擁する多国籍企業へと目覚ましい変貌を遂げたBYDの歩みについて振り返りました。基調講演の中で王社長は、BYDの技術革新への献身が、モビリティの未来を形作る上で重要な役割を担っていることを強調しました。





　1,000万台目のラインオフとなったDENZA Z9は、ゲームサイエンス社の創設者兼CEOであり、高い評価を得ているゲーム「黒神話：悟空」の開発者である馮驥（フェン・ジ）氏に贈呈され、王社長は、「BYDのエンジニアの魂は、当社の魂」として、BYDの成功が大胆なビジョン、絶え間ない実行力、揺るぎない忍耐力の上に築かれていることを示しました。


　また、BYDの企業文化について深く伝えるため、中国の著名な金融ジャーナリストであり作家でもある秦碩の協力のもと、100人近い中上級幹部および従業員へのインタビューを実施しました。その内容は書籍『The Soul of Engineers』にまとめられています。

　BYDは今後、人工知能を通じて自動車の各種システムを連携させ、自律性や利便性、安全性を向上させることを目的としたスマート技術開発に1,000億元（日本円で約2兆円）を投資し、同社が生産する自動車ラインナップ全体の包括的なアップグレードを推進する予定です。このような取り組みにより、BYDは技術進歩における最先端の地位を維持し、グローバル市場での競争力を維持しながら、人々のより良い生活の実現に尽力し続けます。今後もBYDは、エンジニアリング精神と持続可能な発展への献身によって、世界トップクラスのハイテク企業としての地位を強化してまいります。


【BYDグループとは】
　BYDグループは、中国・深圳に本社を置くグローバル企業であり、環境に優しい世界を追求するためのイノベーションを提供しています。1995年にバッテリーメーカーとして創業したBYDは現在、ITエレクトロニクス、自動車、新エネルギー、都市モビリティといった多様な領域で事業を展開しています。特に自動車分野では、現在6大陸、80以上の国と地域、400以上の都市で電気自動車を展開しており、独自の技術で開発したブレードバッテリーやe-Platform 3.0といった最先端のテクノロジーを強みにしています。また、世界的に高まりつつあるEVシフトに先駆け、新エネルギー車（EV、PHEVを含む）の生産を積極的に進めたことで、世界でもトップランナーとしての躍進を始めています。


【参考資料】本資料はBYD（中国・深圳）が2024年11月19日（現地時間）に発表したプレスリリースを日本語に抄訳したものです。本資料の正式言語は英語であり、その内容および解釈については当言語が優先します。

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情報提供元：PRTIMES
本リリースの掲載元：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000102.000043078.html