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【宮古市版シュタットベルケ地域課題解決推進プラットフォーム】 ―宮古市産の太陽光発電による電気バスの運行開始―

(2024/11/21)

カテゴリ:商品サービス

リリース発行企業:みちのりホールディングス

【宮古市版シュタットベルケ地域課題解決推進プラットフォーム】 ―宮古市産の太陽光発電による電気バスの運行開始―

 宮古市版シュタットベルケ地域課題解決推進プラットフォーム(宮古市、岩手県北自動車(株)、宮古新電力(株)、(株)みちのりホールディングス、(株)ケー・シー・エス)は、国土交通省の「共創・MaaSモデル実証プロジェクト」に採択された実証事業として、「宮古市版シュタットベルケを活用した電力の地産地消による電気バス運行事業」を11月21日から開始します。本実証事業は、宮古市産の太陽光発電電力(地産電力)を含んだ電力を利用した電気バスを宮古市内で運行するものであり、以下の二つの効果を見込んでいます。
- 電気バスの運行をきっかけに市民のバス利用を促進する―バスの利用者であり支え手でもある市民の意識にバスの重要性や必要性を訴え、利用を促すことで公共交通の持続性を高める。
- 再生可能エネルギーの地産地消により「宮古市版シュタットベルケ」を推進する―市が出資するエネルギー事業の収益を様々な地域課題の解決に活用する。その一環として宮古新電力(株)からの電力供給による電気バスを運行する。

    【目指す姿】



「宮古市版シュタットベルケ」について
 「宮古市版シュタットベルケ」は、再生可能エネルギー基金を設立し、宮古市がエネルギー事業へ出資し得られた収益をこの基金を通じて、市民の太陽光発電、蓄電池、バスなどの公共交通機関を含む電気自動車等の導入に対する補助のほか、将来的には子育て、教育などの地域課題を解決するための財源として活用する仕組みです。

宮古市版シュタットベルケ


1. 実証事業の概要
 宮古市内を運行する路線バスの車両の一部を電気バスに置き換えます。この電気バスは、宮古市内の太陽光発電設備で発電された電力を活用して運行しますので、電力の地産地消スキームの構築につながります。
  ※リーフレットご参照

●導入車両:BYD製 小型電気バス J6 2.0
・乗車定員:32名
・バリアフリー対応車両
・車椅子スペース:1か所
・航続可能距離:210km
・バッテリー:リン酸鉄リチウムイオンバッテリー・138.3kWh

●主な運行路線(2024年度の予定)
・宮古駅前~西ケ丘
・宮古駅前~宮園団地
・宮古駅前~八木沢団地
・宮古駅前~千徳・岩船~花輪・長沢
・宮古駅前~シートピアなあど~浄土ヶ浜~宮古病院
・宮古駅前~小山田~松山
・宮古駅前~愛宕公園・宮古病院~崎山・休暇村
・宮古駅前~西ヶ丘~根市~茂市~湯ったり館

2. 本事業の構成員(参加者)と役割
宮古市
-  電気バスの周知及び利用促進の取り組みの実施・支援
-  実証の効果検証の実施支援

岩手県北自動車
-  電気バスの導入と維持・管理
-  電気バスの運行に必要な電力インフラ・設備の整備
-  電気バスの実証運行の実施

宮古新電力
-  地産電力の供給プランの策定
-  地産電力の供給

みちのりホールディングス
-  電気バスと電力インフラの導入支援
-  電気バスの実証運行の実施支援
-  取組周知及び効果検証の実施支援

ケー・シー・エス
-  事業の全体管理
-  実証運行のデータ分析及び評価、効果検証の実施



3. 今後の展開
 宮古市版シュタットベルケ地域課題解決推進プラットフォームは、宮古市民などが所有する太陽光発電により発電した電気や、新しく敷設される太陽光発電設備の電気を積極的に活用することで、電気の地産地消率ならびに再生可能エネルギー自給率の向上を図ります。これにより、公共交通の持続性の向上、子育てや教育などの地域課題の解決、自律的な地域経済の構築に貢献してまいります。

■地域公共交通共創・MaaS実証プロジェクトについて
 国土交通省の公募型補助事業で、地域の多様な関係者の「共創」(連携・協働)により、地域公共交通ネットワークの「リ・デザイン」(再構築)を進め、利便性・生産性・持続可能性を高めることが必要です。本事業は、こうした「共創」の取組に対し、その萌芽となる実証事業に対する補助を行うとともに、他の地域においても横展開を図り、共創の取組による地域公共交通の再構築を全国的に展開することを目的としています。
 また、地域が主体的に、実情に応じた交通ネットワークを検討し実施するためには、地域全体をコーディネートできる人材の育成を図ることが不可欠です。そのため、こうした人材育成を行う事業についても支援し、地域公共交通の持続可能性を高めていくことを目的としている事業です。

■宮古市版シュタットベルケ地域課題解決推進プラットフォーム 参画法人について
・宮古市
所在地:岩手県宮古市宮町一丁目1番30号
代表者:市長 山本 正徳
公式サイト:https://www.city.miyako.iwate.jp/

・岩手県北自動車株式会社
所在地:岩手県盛岡市厨川一丁目17番18号
代表者:代表取締役社長 松本 順
事業内容:バス事業(乗合・高速・貸切)、サービスエリア事業、その他事業
公式サイト:http://www.iwate-kenpokubus.co.jp/

・宮古新電力株式会社
所在地:岩手県宮古市築地二丁目2番32号NTT東日本宮古ビル3F
代表者:代表取締役 老川 淳
事業内容:小売電気事業
公式サイト:https://www.miyako-el.co.jp/

・株式会社みちのりホールディングス
所在地:東京都千代田区丸の内一丁目9番2号 グラントウキョウサウスタワー8階
代表者:代表取締役グループCEO 松本順
グループ:東日本を中心に公共交通事業・観光事業等を営む次の7グループによって構成
- 岩手県北バス・福島交通・会津バス・関東自動車・茨城交通・湘南モノレール・
  佐渡汽船・みちのりトラベルジャパン -
公式サイト:https://www.michinori.co.jp/

・株式会社ケー・シー・エス
所在地:東京都文京区小石川一丁目1番17号
代表者:代表取締役社長 宇野 昭弘
事業内容:コンサルティング事業(交通、道路、観光、まちづくりなど)、プロダクツ・ソリューション事業
公式サイト:https://www.kcsweb.co.jp/


【参考】本事業においてバス利用の増加を促すために市内全戸に配布のリーフレット







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