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アプリケーションの複雑化とスピードへの要求が高まり、品質保証の「よりスマート」なソリューションへの移行が不可欠に

(2017/10/2)

カテゴリ:調査レポート

リリース発行企業:キャップジェミニ株式会社

アプリケーションの複雑化とスピードへの要求が高まり、品質保証の「よりスマート」なソリューションへの移行が不可欠に

キャップジェミニの『World Quality Report 2017』 - “テストチームの99%が、アジャイルおよびDevOpsの採用に起因したテスティングにおける課題を指摘”、“テストソリューションを効果的に使用していると回答した企業はわずか16%”


 

【2017年9月26日:パリ発】
世界有数のコンサルティング&テクノロジーサービスプロバイダーであるキャップジェミニとその子会社でテクノロジー&エンジニアリングサービスを提供するソジェッティは、Micro Focusの協力の下、本日『World Quality Report 2017 』をリリースしました。通算9冊目となる今年のレポートでは、アプリケーション品質とテストプラクティスの現状を複数の分野や業種(*1)を対象に32カ国で調査しました。今回のレポートでは、「年間のテスト予算の大幅削減」と「現在進行中のアジャイル開発とDevOpsアプローチへの移行」というふたつのメインテーマに関するさまざまな課題に、テストチームがいかに立ち向かっているかを浮き彫りにしています。また、スマートテストの導入については、技術の潜在的能力を最大限に活用していると答えた企業はわずか16%のみで、この領域における成熟度の低さが明らかになりました。

Micro Focusの詳細はhttps://www.microfocus.com/をご覧ください。

減少するテスト予算、しかし再上昇の見込みも
今回のレポートでは、品質保証(QA)およびテスティングに割り当てられるIT予算が2年連続で減少していることが明らかになりました。2015年の35%から2016年の31%、そして2017年は26% - この減少は人的資源からハードウェアとインフラストラクチャへの大幅な移行を反映したもので、後者はいまやテスト予算の46%を占めています。しかしながら、モバイルアプリケーションやモノのインターネット(IoT)のテスト需要が高まることにより、2020年には32%まで上昇すると予測しています。テスト予算は企業によっても異なり、IT予算の10%以下から50%以上と大きな開きが見られました。企業は、さまざまな開発ポートフォリオ全体でよりスマートな自動テストソリューションに移行することにより、よりよいプランを立てることができ、またより効率的に予算を活用することが可能になります。

アジャイル・DevOpsという新しいモデルの登場によるテストチームの破壊と混乱
アジャイルおよびDevOpsの登場は、QA&テスティングチームの従来の構造に課題を投げかけています。企業はこれに対して、テスト担当者を中央のテスティング・センター・オブ・エクセレンス(TCoE)から異動させ個々の開発チームに組み込んで、柔軟性を高めようと努力しています。しかし、今回の調査では、回答者の99%という圧倒的多数がアジャイルのテストで合併症を体験しており、46%が「データ不足と不安定な環境」を最大のハードルとして挙げています。今、TCoEがツールとプラットフォームに関する統一ガイドラインと意思決定を提供するモデルが新たに登場しています。

いまだ十分に活用されていないスマートテスト技術
企業は、このような課題に対処するために、インテリジェントなテスト自動化に取り組んで、よりスマートなアプリケーションや複雑さを増すITランドスケープに対応しようとしています。効果的な自動化は、品質を保証し、テスト要員をテストから開放して新たな開発作業に専念させる助けとなります。しかしながら、Time-to-Marketの短縮など実際のROIがあるにもかかわらず、自動化を効果的に用いているのは回答者のわずか16%にとどまりました。企業の50%が抱える主な課題は、指数関数的に増え続けるデータセット、流動的なITアプリケーション、そしてGeneral Data Protection Regulation(GDPR:EU一般データ保護規則)など間近に迫る法規制です。

キャップジェミニのグループ・エグゼクティブ・コミッティのメンバーでソジェッティのCEOであるHans van Waayenburgのコメント:今年のWorld Quality Reportでは、テストチームは成熟したものの、アジャイルへの移行に伴う新たな課題に直面していることが実証されました。デジタルトランスフォーメーションは非常に大きな成長機会を与えてくれますが、企業は、アジャイルやDevOpsを活用して顧客価値やビジネス関連に取り組む一方で、ビジネス、開発、品質、運用の間のサイロ(縦割構造)を積極的に破壊しなければなりません。競争優位性を維持するためには、品質保証とテストを担当する組織・部門は、テストエコシステムの自動化や予測分析、インテリジェンス主導型QA&テスティングに移行して、ビジネス成果を高める必要があります。

Micro Focus社のシニア・ヴァイスプレジデント兼アプリケーション・デリバリー・マネジメントのジェネラルマネージャーであるRaffi Margaliot氏のコメント:本年度版World Quality Reportをリリースし、世界中のIT・アプリケーションデリバリーのリーダーたちがアジャイルやDevOpsの破壊力を理解しデジタルトランスフォーメーションの計画を立てる手助けができることを誇りに思っています。日々これらのメガトレンドの合流点を目の当たりにしているお客様たちのおかげで、本レポートがビジネス意思決定者にとってよりいっそう適したものになりました。また本レポートは、お客様とともにお客様のトランスフォーメーションを推進して行くことに対する我々のコミットメントの証でもあります。

World Quality Reportの調査手法:
本年、私たちはWorld Quality Reportのために32カ国1,660名に対してインタビューを行いました。本レポートはその結果に基づくもので、アプリケーションの品質とテストの動向を分析する唯一のグローバルレポートです。World Quality Reportは2009年に創刊され、それ以降年に一度のリリースを重ね、今年で9冊目となりました。2017年版の本レポートでは、CATI(コンピューターを使用した調査)によるデータ収集を採用しました。6つの回答者グループ - CIO、VPアプリケーション、ITディレクター、QA/テスティングマネージャー、CDO/CMO、CTO/製品ヘッド - に対する分析に基づいて、定量的インタビューと定性的で奥深い検討を行う形で調査を行いました。

詳細情報
『World Quality Report 2017』 完全版は、以下のサイトにてダウンロードできます。
 www.worldqualityreport.com


キャップジェミニならびにソジェッティについて

キャップジェミニ
は、2017年に創業50周年を迎え、従業員数19万人以上、40か国にビジネスを展開する、世界有数のコンサルティング、テクノロジー&アウトソーシングサービスプロバイダーです。グループの2016年のグローバルでの売上は125億ユーロを達成しました。お客様とともに、お客様のニーズに合わせて、お客様によるイノベーションと競争力の実現を可能にするビジネス、テクノロジー&デジタルソリューションを開発し、提供しています。完全な多文化組織であるキャップジェミニは、独自のビジネス形態である Collaborative Business ExperienceTM を開発し、独自のデリバリーモデル Rightshore(R) を活用しています。

キャップジェミニ株式会社については、以下をご覧ください。
https://www.capgemini.com/jp-jp/
キャップジェミ二株式会社のソーシャルアカウント
Twitter:https://twitter.com/CapgeminiJapan
Facebook:https://www.facebook.com/CapgeminiJapan/

ソジェッティは、テクノロジー&エンジニアリングサービスのリーディングプロバイダーです。デジタルトランスフォーメーションを実現するソリューションを提供し、クラウド、サイバーセキュリティ、デジタルマニュファクチャリング、デジタルアシュアランス&テストならびにエマージングテクノロジーにおける最先端の専門知識を推奨します。ソジェッティは、実装における機敏性、スピード性と、技術サプライヤとの強力なパートナーシップ、世界クラスの方法論、そして独自のグローバルデリバリーモデルであるRightshore(R)とを組み合わせてサービスを提供します。ソジェッティは、25,000人以上のプロフェッショナルを擁し15カ国にビジネスを展開、ヨーロッパ、アメリカ、インドの100以上のロケーションに拠点を展開しています。ソジェッティは、パリ証券取引所に上場しているCap Gemini S.A.の完全子会社です。

ソジェッティについては、以下をご覧ください。
https://www.sogeti.com/


Rightshore(R) はキャップジェミニの登録商標です。

*1 対象分野・業種は、自動車・部品、金融サービス、エネルギー&ユーティリティ、消費財&小売、ハイテク、ヘルスケア&ライフサイエンス、電気通信&パブリックセクター

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