企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2018/5/15)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:キャップジェミ二
Fast Mover(*1)の80%が「組織のアジリティが向上」を報告
Fast Moverの86%が「カスタマーエクスペリエンスにおける恩恵」を実感
Fast Moverの59%が「より価値の高いプロジェクトへの熟練エンジニアの再配置」を実現
【2018年5月4日:パリ発】
レガシーアプリケーションとIT運用(*2)プロセスの自動化にクラウド技術を使用している企業(=「Fast Mover」)は、導入に遅れを取っている企業と比較して、著しい競争優位性を獲得しつつあります。Fast Moverの75%で収益および収益性が向上し、また80%が組織のアジリティが向上したと実感しています。これは、本日発表するキャップジェミニとソジェッティによる新しいレポート、『The automation advantage: Making legacy IT keep pace with the cloud』によるものです。今回のレポートでは、8ヶ国の大規模なレガシー(*3)財産を有する企業のITエグゼクティブ415名を対象に調査を実施し、クラウドオートメーション(*4)をIT運用プロセスに適用するメリットを探りました。
『The automation advantage: Making legacy IT keep pace with the cloud』については、以下(英文)を参照してください。
https://www.capgemini.com/service/cloud-services/cloud-services/the-automation-advantage/?utm_source=pr&utm_medium=referral&utm_content=cloud_none_link_report_none&utm_campaign=journeycloud_cloud_automation
クラウドオートメーションがビジネスイノベーションを支える
クラウド技術によるレガシーアプリケーションとIT運用の自動化は、収益や収益性の底上げにとどまらず、さらなるビジネスメリットをもたらしています。Fast Moverは、Followerの2倍の頻度でコードを展開します。さらに、Fast Moverの上位5%は、コードを継続的に展開しています。キャップジェミニが2017年に発行した『Cloud native comes of age』レポートでは、アジリティの向上を目指して、クラウドネイティブの新しいエンタープライズアプリケーションの割合が2020年までに2倍になると予測しました。今回のレポートではさらに踏み込んで、クラウドオートメーションが加速と俊敏性を促進していることを強調しています。
『Cloud native comes of age』レポートについては、以下 (英文)を参照してください。
https://www.capgemini.com/service/cloud-native/
さらに、Fast Moverは、クラウドオートメーションをコスト削減あるいは効率化の実践以上のものとしてとらえています。Fast Moverの75%は、クラウドオートメーションを使用したビジネスモデルの改善を試みています。そして10社中8社以上の企業が、その結果としてカスタマーエクスペリエンスに恩恵があったと回答しています。
Cisco IT Infrastructure Groupのマネージャー、Jonathan Miranda氏のコメント:Ciscoではプロビジョニングがほぼ自動化され、その成果がすでに現れ始めています。次のステップは、自動化からインテリジェント化へ、私たちのシステムを移行することです。これはすなわち、今日のようにユーザーにボタンをクリックさせて設定する代わりに、アプリケーションそのものがキャパシティが必要となるタイミングやトリガを引くタイミングについて考え始めるということです。人工知能(AI)とコンテナ化のような技術を組み合わせることで、このような能力を生み出します。
スキル不足を乗り切るために
エグゼクティブの70%がスキルの欠如を重大な課題としてあげているように、企業は自社の才能ある人材をビジネス価値の最も高い仕事に配備できなければなりません。レガシーアプリケーションとIT運用の自動化にクラウド技術を使うことで、スキルの高いエンジニアたちの時間を取り戻すことができるので、彼らを収益を高めるプロジェクトに投入できるようになります。今回のレポートによれば、Fast Moverの59%が、エンジニアを新規プロジェクトのような価値の高いアクティビティに再配備しています。Fast Moverにとって、単調な作業を排除することは常に優先事項であり、Fast Moverではアプリケーションのテストプロセスの73%が自動化されています。これはFollowerのほぼ4倍にあたります。企業は、このような新たな柔軟性を活かして、それぞれのDevOps戦略に合わせて既存スタッフのスキルのグレードアップに取り組み始め、管理業務に恩恵を得つつあります。
エグゼクティブの70%の詳細は、https://www.capgemini.com/service/cloud-native/(英文)を参照してください。
クラウドオートメーションの課題
企業は、収益面ではっきりとしたメリットがあるにもかかわらず、サイバーセキュリティ面での不安から、レガシーなIT運用の自動化にクラウド技術を使用するのを躊躇しています。IT運用プロセスの自動化への移行において最も困難な障害として、セキュリティ(27%)とプライバシー(19%)の問題があげられています。この傾向はFast MoverでもFollowerでも同様です。5月25日の一般データ保護規則(GDPR)の施行に伴い、IT部門のリーダーたちは今、技術イニシアチブにおいて決して新たなデータ漏洩のリスクを創り出すなというCEOや役員会からの大きなプレッシャーに直面しています。しかしながら、クラウドプロバイダがますますディリジェントになり、またセキュリティをコードプロセスとして利用することによって、オートメーションへの移行はセキュリティの強化につながるといえるでしょう。
CiscoのJonathan Miranda氏は、先のコメントに続いて次のように語っています:Ciscoでは多くのオートメーションを生産にリリースするのですが、その際に当社のエンジニアがセキュリティに関して確認し、チェックマークを入れなければならないチェックリストが存在します。このチェックリストこそ最も重要なものであり、継続的な成長・発展において、文化の一部となるべきものです。
障害を克服
Followerが研究面も含めてFast Moverに追い付いて競争力を維持するためにはするべきことがあります。今回のレポートでは、クラウドオートメーションとエンタープライズDevOpsの導入・活用を目指すFollower向けに、ビジネス目標を実現するための自動化戦略の定義付けやガバナンスモデルの構築、DevOpsのためのプロセスおよび文化を含む具体的なステップを設定しています。
キャップジェミニ・グループ、クラウド&サーバーセキュリティ部門のリーダー、Franck Greverieのコメント:今、継続的な技術破壊(ディスラプション)の時代において、企業IT部門はどこでもビジネスの競争力を高めようと努力しています。今回のレポートで注目したFast Moverの成功は、自動化に全力で取り組んでいる大規模なレガシー財産をもつ企業に何ができるかを示してくれます。技術の活用は、企業をより俊敏にするだけでなく、技能をもつ従業員の貴重な時間を解放し、イノベーティブなプロジェクトや展開など、より価値の高い仕事に専念させられるようになります。技術を導入し活用する企業は今、強力な競争優位性を得る側に立っています。
本日のニュースの詳細またはレポートは以下からダウンロードできます。
https://www.capgemini.com/service/cloud-services/cloud-services/the-automation-advantage/?utm_source=pr&utm_medium=referral&utm_content=cloud_none_link_report_none&utm_campaign=journeycloud_cloud_automation
リサーチの手法
今回のレポートの分析は、キャップジェミニ、ソジェッティならびにLongitude社が2017年10月に実施したITエグゼクティブ415名に対するオンライン調査に基づいています。
回答者は、1/3強(34%)が経営幹部レベル、66%が管理職レベルのIT従業員です。すべての回答者は、主に金融サービス、消費財・小売・流通(CPRD)、電力、ユーティリティ分野の年間収益5億ドル以上の企業に勤務しています。
サンプリングは、オーストラリア、フランス、ドイツ、インド、オランダ、シンガポール、英国および米国の8ヶ国で行われ、その比率は米国30%、ヨーロッパ40%、アジアパシフィック20%です。
調査を補完するために、影響力の大きな複数のFirst Mover企業(Securitas、Husqvarna、HashiCorp、Cisco IT Infrastructure Group、Octo Telematics、Poste Italiane、CA-SILCA、Danieli)のエグゼクティブに対して、詳細なインタビューを実施しました。
キャップジェミニについて
キャップジェミニは、コンサルティング、テクノロジーサービス、デジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーとして、イノベーションの最前線に立ち、進化を続けるクラウド、デジタル及び各種プラットフォーム分野で、顧客のあらゆるビジネス機会に対応致します。キャップジェミニは、50年にわたり蓄積してきた優れた実績と業界固有の専門知識を基に、戦略から運用まで、弊社の一連のサービスを通じて、顧客企業が目指すビジネスビジョンの実現をご支援致します。キャップジェミニの信念は、「テクノロジーに関わるビジネス価値は人を通じて具現化される」ことであり、この信念こそが弊社の原動力となっています。キャップジェミニは、世界40ケ国以上、20万人のチームメンバーで構成される多文化企業です。キャップジェミニ・グループ全体の2017年度売上は、128億ユーロです。
キャップジェミニ株式会社については、以下をご覧ください。
https://www.capgemini.com/jp-jp/
キャップジェミ二株式会社のソーシャルアカウント
Twitter:https://twitter.com/CapgeminiJapan
Facebook:https://www.facebook.com/CapgeminiJapan/
People matter, Results count.(人にこだわり 成果にコミット)
ソジェッティについて
ソジェッティは、テクノロジー&エンジニアリングサービスのリーディングプロバイダーです。ソジェッティは、デジタルトランスフォーメーションを実現するソリューションを提供し、クラウド、サイバーセキュリティ、デジタルマニュファクチャリング、デジタルアシュアランス&テストならびにエマージングテクノロジーにおける最先端の専門知識を推奨します。ソジェッティは、実装におけるアジリティ、スピード性と、技術サプライヤとの強力なパートナーシップ、世界クラスの方法論、そして独自のグローバルデリバリーモデルであるRightshore(R)とを組み合わせてサービスを提供します。ソジェッティは、25,000人以上のプロフェッショナルを擁し15カ国にビジネスを展開、ヨーロッパ、アメリカ、インドの100以上のロケーションに拠点を展開しています。Sogetiは、パリ証券取引所に上場しているCapgemini SEの完全子会社です。
ソジェッティについては、以下をご覧ください。
www.sogeti.com
Rightshore(R)は、キャップジェミニの登録商標です。
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。