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(2018/6/21)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:スカイスキャナー
理想の夏休み時期は分散、現実はお盆に集中 お金と時間があれば約9割が旅行を希望
国内外の航空券・ホテル・レンタカーの比較検索サービスを提供するスカイスキャナージャパン株式会社(本社:東京都千代田区、https://www.skyscanner.jp/ )は、「夏休み旅行の理想と現実に関する調査」を実施し、本日その結果を発表しました。ボーナス支給を間近に控え、また夏休みの旅行を予約する人も多いこの時期、平均的なボーナス支給額である37万円(※)と1週間の休みを自由に使えると仮定し、その“理想の夏休み”が過ごせるとしたらどんな旅行がしたいか、またそれに対して現実の夏休み旅行の実態はどうか、一般消費者に対するアンケートで調査しています。
※出典:みずほ総合研究所「2018年夏季ボーナス予測」(2018年4月発表)。
2018年夏季の民間企業の1人あたりの平均ボーナス支給額は、前年比+2.0%の37万3725円。
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「夏休み旅行の理想と現実に関する調査」結果サマリー
「理想」の夏休み
・日数は1~2週間を希望する人が6割以上
・時期は7月後半~9月の間で分散、多様化の傾向
・ボーナス37万円が支給され1週間の夏休みを取れるとしたら、旅行に行きたい人は約9割
・理想の旅行先は定番のハワイやグアム
・一緒に旅行に行きたいのは「家族」
・旅行に行かない人のしたいことは「貯金」
「現実」の夏休み
・日数は5日が約3割、1~6日が6割以上、「夏休みなし」も1割弱
・時期は「お盆」が約6割で一極集中
・海外旅行に行く人は1割未満、国内旅行は3割強
・旅行先はハワイ・グアムのほかアジアなど近場も
・ 一緒に旅行に行くのは「家族」、20代女性は「友人/同僚」も、30~40代男性は「一人旅」
・旅行の平均予算は7.97万円
・旅行に行かない理由のトップは「お金がかかる」
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【調査概要】
実施期間: 2018年6月
調査方法: インターネットアンケート調査
調査対象: 今年、ボーナスまたは一時支給金を受け取る予定があり、過去3年に仕事以外で旅行に行ったことのある20代~50代の男女
有効回答者数: 1000名(男性587名、女性413名/20代250名、30代250名、40代250名、50代250名)
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1.夏休みの日数と時期:
理想は1~2週間、現実は5日間が最多
理想の時期は7月後半~9月で現実はお盆が過半数、「理想」でも「仕事の都合」を考慮
夏休みの理想の日数は「1週間~2週間未満」が34.3%、「7日」が29.5%で、合わせて6割以上でした。一方現実の日数は、「5日」が28.4%と最多で、次いで「3日」が14.5%。理想の「1週間以上」に届かない1~6日と答えた人が、合計で61.3%に上りました。「なし」という回答も1割弱みられました。
理想の時期は「8月前半」が22.9%と最も多いものの「7月後半」から「9月」までで分散しており、過半数以上が「お盆」に集中している現実に対して、タイミングの多様化が求められているとみられます。理想の時期を選んだ理由では、旅行費用の安さなどより「仕事、同僚、会社などの都合」が上位になり、理想の夏休みであっても仕事の都合を考慮する人が多くみられました。
2.夏休みと旅行:
理想では約9割が旅行を希望、現実では4割強
「平均的なボーナス支給額の37万円が自由に使え、さらに自由になる時間が1週間あるとしたら」と仮定し、その“理想の夏休み”がもしあれば旅行に行きたいと回答した人は、海外旅行で39.1%、国内旅行で68.4%。「旅行に行きたいと思わない」人が9.8%であることから、全体の約9割が旅行を希望するとみられます。海外旅行を希望する人の割合は、男性より女性の方がやや高く、44.6%です。
一方で、実際に今年の夏休みに旅行する予定がある人は、海外旅行では7.6%、国内旅行では35.9%にとどまりました。対して“理想の夏休み”では旅行希望者が約9割であることから、お金と時間が自由になるならば旅行するという“潜在旅行者”は、一定数存在するとみられます。
3.夏休みの旅行先:
定番ハワイ・グアムに続きフランスやアメリカが理想、現実はアジアなど近場も
「平均的なボーナス支給額の37万円が自由に使え、さらに自由になる時間が1週間あるとしたら」行きたい理想の旅行先については、海外ではハワイが1位、グアムが2位となり、日本人に馴染みの深いこの2エリアが根強い人気を見せました。続くのはパリ、ニューヨーク、ロサンゼルスといった遠距離の旅行先。国内旅行では北海道、沖縄、京都といった定番エリアが上位を占めました。これらの場所に行きたい理由としては、海外・国内旅行ともに「ずっと行ってみたかった場所なので」が最多で42.2%、次いで「普段はなかなか行くことができない場所なので」が24.0%を占めています。
現実の旅行先では、理想と同様にハワイと北海道が1位。一方でバンコク、バリ島、台北など比較的近距離にあるアジアの旅行先がランクインし、国内でも東京から近い伊豆や長野が入るなど、現実には近場を選ぶ人が多いようです。
4.旅行の同行者:
理想も現実も「家族」がトップ、20代女性は友人と、30~40代男性は一人旅好き
「平均的なボーナス支給額の37万円が自由に使え、さらに自由になる時間が1週間あるとしたら」誰と旅行に行くかについては、過半数が「家族」でトップ。現実の夏休み旅行でもほぼ同じ結果でした。
20代男性に限ると、理想では「恋人/パートナー」の割合が最多(海外48.4%、国内36.4%)、現実でも「恋人/パートナー」が最多(海外66.6%、国内41.7%)です。同じ20代でも女性の場合は、理想では「家族」が最多(海外40.5%、国内54.6%)、現実では海外旅行だと「友人/同僚」が最多(35.3%)、国内旅行だと「家族」が最多(42.1%)と分かれました。また20代女性は、現実ではすべての性別年代層(※)の中で「友人/同僚」と旅をする割合が最も高い(海外35.3%、国内19.3%)という結果です。
理想の旅行でも現実でも「一人旅」志向なのは、30~40 代男性のようです。理想の海外旅行で「一人旅」と回答したのは、すべての性別年代層(※)の中で30 代男性が最も多い22.9%、次いで40代男性が17.4%。国内旅行では40代男性が最も多い22.4%、次いで30代男性が16.9%でした。現実で一人旅に出かけているのは、海外旅行では40代男性が最多の25.0%、次いで50代男性が20.0%、30代男性が16.7%。国内旅行では30代男性22.2%、40代男性16.0%、50代男性15.3%です。
※男性20代・男性30代・男性40代・男性50代、女性20代・女性30代・女性40代・女性50代
5.旅行先選定で重視すること:
女性は「宿泊施設」「観光名所」、男性は「宿泊施設」「食事」
理想・現実に限らず、旅行先を決定する時最も重視する点は、全体で「宿泊施設」が22.8%でトップ。次いで「観光名所」18.2%、「食事」16.6%でした。女性に限ると最多は「観光名所」が26.9%とトップで、男性の12.1%と比べて2倍以上の割合です。「食事」では男性が20.1%で、女性の11.6%の約2倍となりました。
6.旅行の費用:
現実は平均7.97万円、年代が上がるほど高くなり、50代男性では10万円以上
もし予算に余裕があればお金をかけたいのは「食費」「宿泊費」
現実に支給される夏のボーナスのうち、旅行に使う予定の金額は平均7.97万円。女性より男性の方が、また年代が上がるほど高くなる傾向が見られ、20代女性と50代男性では倍近く開いています。
もし旅行の予算に余裕があれば何に追加でお金をかけるか、については、「食費」「宿泊費」がともに40%以上。「航空券(旅費)」は7.8%にとどまり、予算が増えても渡航にかける費用は安いままで抑えたいと希望する人が多いことがうかがえます。
7.旅行以外の夏休みの過ごし方:
現実で旅行に行かない理由のトップは「お金がかかる」、理想の夏休みでしたいことは「貯金」
現実で、この夏旅行に行く予定がない人にその理由を聞くと、最も多かったのが「旅行すると、何かとお金がかかる」(26.2%)でした。「出かけるのが面倒」、「体を休めたい」、趣味やスポーツなど「ほかのことを優先したい」といったその他の理由が1割未満の中で、多数を占めています。
自由になるお金37万円と、自由になる時間1週間があった場合、旅行以外の過ごし方を希望する人の中では、最も多かったのはそのお金を「貯金」に充てるという回答でした(48.0%)。年代別で傾向に違いがあり、「貯金」は30代が最も多く56.0%、「趣味」は50代が最も多く、貯金と同率の38.5%。「ショッピング(新しい家具や家電など生活用品)」は20代が最多で22.2%、30代では8.0%にとどまりました。
夏休み、そして夏休み旅行の理想と現実を比べると、旅行先や同行者についてはそれほどギャップがないものの、希望の休暇日数を取得できている人は多くなく、時期についても多様化が望まれていることがわかりました。理想の夏休みが取得できて費用面でも問題がなければ、旅行を希望する人も増えることがうかがえます。
スカイスキャナーは今後ともサービスを通じ、旅行者の皆様が最適な目的地を見つけ、より自由な時期に、よりお得に旅行できるよう、サポートを続けてまいります。
スカイスキャナーについて
スカイスキャナーは、航空券・ホテル・レンタカーなどの情報を、世界中の航空会社・旅行会社など1200社以上のウェブサイトから横断的に比較検索できるメタサーチのサービスです。世界の利用者数は月間約7000万人、アプリのダウンロード数は7000万回に上ります。2003年に英国スコットランドのエディンバラで誕生し、現在は世界中に10拠点を展開、30言語に対応しています。2016年、中国のオンライン旅行会社Ctripグループの一員となりました。
日本語サイト(https://www.skyscanner.jp/)やアプリ(https://www.skyscanner.jp/mobile )など日本向けのサービスは、スコットランドに本社を置くスカイスキャナーリミテッドとヤフー株式会社による合弁会社、スカイスキャナージャパン株式会社が運営しています。
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