企業リリース Powered by PR TIMES
PR TIMESが提供するプレスリリースをそのまま掲載しています。内容に関する質問 は直接発表元にお問い合わせください。また、リリースの掲載については、PR TIMESまでお問い合わせください。
(2018/6/29)
カテゴリ:調査レポート
リリース発行企業:JAF
JAF(一般社団法人日本自動車連盟 会長 矢代隆義)と警察庁は合同で、4月20日(金)~4月30日(月・祝)までの間、自動車乗車中の6歳未満の子どもを対象に「チャイルドシートの使用状況」と「チャイルドシートの取付け状況、着座状況」調査を全国で実施し、その結果を公表しました。
全国99箇所で実施したチャイルドシート使用状況調査の結果によると、6歳未満の子ども全体の使用率は66.2%(前年比+2.1ポイント)で2年ぶりに上昇しました。しかし、全国16箇所(8地域)で実施したチャイルドシート取付け状況調査によると、乳児用・幼児用のチャイルドシートが自動車に正しく(取扱説明書通りに)取付けられていたのは38.4%、また、チャイルドシートに正しく着座していた子どもは46.2%で取付け・着座の両状況について課題があることが判りました。なお、各調査結果の大要は以下の通りです。
(1)チャイルドシート使用状況調査
※本調査では、乳児用・幼児用・学童用シートを総称して「チャイルドシート」という。
1. 調査場所 全国99箇所
2. 調査対象 13,103人
3. 調査結果
6歳未満の子ども全体の使用率は、2年ぶりに上昇し、66.2%(前年比+2.1ポイント)となり、2002年の合同調査開始後、過去最高の使用率となりました。
とはいえ、チャイルドシートの使用が義務付けられている6歳未満の子どものうち、3人に1人が依然として使用していないという実態が判りました。
また、1歳未満(84.4%)の使用率は前年から減少したものの、1歳~4歳(67.9%)と5歳(44.1%)の使用率がそれぞれ過去最高となりました。しかしながら、5歳の使用率は1歳未満の約半分の使用率で、子どもの年齢が高くなるにつれて使用率が低下する傾向は例年と変わりませんでした。
(2)チャイルドシート取付け状況調査
1. 調査場所 全国8地域(北海道・宮城・東京・愛知・大阪・広島・香川・福岡)
2. 調査対象 422シート
3. 調査結果
取扱説明書通り正しく取付けられていたチャイルドシートは、乳児用・幼児用シート全体で38.4%でした。
なお、ミスユースのうち乳児用70.9%、幼児用64.0%がチャイルドシートを固定するための「腰ベルト(シートベルト)の締付け不足」でした。詳細は添付資料をご参照ください。
(3)チャイルドシート着座状況調査
1. 調査場所 上記(2)の取付け状況調査と同様
2. 調査対象 630人
3. 調査結果
取扱説明書通り正しく着座していた子どもは、乳児用・幼児用・学童用シート全体で46.2%でした。
乳児用・幼児用シートのミスユースの多くは「ハーネス(チャイルドシートの子ども用ベルト)の高さ調節と締付けの不適正」、学童用シートは装置に対する使用時期が早すぎる「体格不適合」でした。詳細は添付資料をご参照ください。
JAFでは、引き続き子どもの車内での安全を守るため、適正なチャイルドシートの使用に関する啓発活動を積極的に進めてまいります。
■添付資料:チャイルドシート使用状況全国調査結果2018年
ダウンロードはこちらから→http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/data/index.htm
■参考ページ:
●はじめてのチャイルドシートクイックガイド
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/index.htm
●ジュニアシートはもういらない?
http://www.jaf.or.jp/eco-safety/junior_seat/index.htm
企業プレスリリース詳細へ
PRTIMESトップへ
※ ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承下さい。