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(2018/7/6)
カテゴリ:商品サービス
リリース発行企業:メ~テレ
平成30年 日本民間放送連盟賞 テレビ部門 中部・北陸地区審査会 「報道部門」におきまして、メ~テレが制作した『メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~』が1位に選ばれました。審査員の講評では、「粘り強く、執念を感じる調査報道」、「日本の高級官僚の本音を引き出した」と高い評価をいただきました。
この作品は今年8月に行われる連盟賞の中央審査会に出品されます。
日本民間放送連盟賞 中部・北陸地区審査会 「報道部門」【1位】
『メ~テレドキュメント 葬られた危機~イラク日報問題の原点~』
放送:平成30年5月28日(月) 午前4時00分~午前4時55分
プロデューサー:村瀬史憲
ディレクター:依田恵美子
カメラ:矢野健一郎
音声:宇都木琢
編集:鈴木建晴
ナレーション:上田定行
【内容】
今年4月、政府がいわゆるイラク日報の一部を公開した。日報には、自衛隊の駐屯地周辺で一時戦闘が拡大していたことなどが記載されていたが、このように他国の戦争で「派遣される場所は安全だ」と派遣され、現地で危険にさらされたのは、自衛隊が初めてではなかった。湾岸戦争で、日本政府がペルシャ湾へ派遣した中東貢献船“きいすぷれんだあ”が、米軍の指示で危険な海域に入り、ミサイル攻撃にさらされていたのだ。日本政府は、当時の法制度では自衛隊を海外に派遣できなかったために、アメリカの要請に応えるために民間船を中東貢献船として派遣した。日本政府の指揮下で安全に航行するはずだったこの船は、実際には、船の直上でパトリオットがミサイルを撃墜する事態となった。幸いにも人的被害はなかったが、攻撃を受けた事実は、当時まったく報じられなかった。外務省が機密として隠ぺいしたからだ。
その後、自衛隊を海外派遣するための法整備が整い、海外派遣は自衛隊の本来任務になり、集団的自衛権の行使容認へとつながっていく。番組では、当時、派遣に奔走した元官僚、政治家、そして中東貢献船“きいぷすれんだあ”の元船員へインタビューを敢行。民間船がミサイル攻撃にさらされた背景を探り、海外派遣を支えてきた「虚偽」と「隠ぺい」の原点を指摘する。
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