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第13回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」において、認定NPO法人フローレンス代表駒崎弘樹が日本特別賞を受賞しました。

(2018/7/25)

カテゴリ:経営情報

リリース発行企業:認定NPO法人フローレンス

第13回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」において、認定NPO法人フローレンス代表駒崎弘樹が日本特別賞を受賞しました。

科学をはじめ教育の分野への夢と希望を多くの人々に与えるとともに、社会的発信力があり、次世代のロールモデルとなる個人または団体を表彰する「日本特別賞」

事業を通じて女性活躍を推進する革新的な取り組みをし、発信と政府への働きかけを積極的に行った実績



7月18日(水)フランス大使公邸にて開催された、2018年度 第13回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」の受賞者発表および授賞式において、認定NPO法人フローレンス代表理事駒崎弘樹(こまざきひろき)が以下の賞を拝受いたしました。

「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本特別賞」:
(日本ロレアル株式会社様リリースより抜粋)
2010年に創設され、科学をはじめ教育の分野への夢と希望を多くの人々に与えるとともに、社会的発信力があり、次世代のロールモデルとなる個人または団体を表彰しています。本年度の「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本特別賞」には、認定NPO法人フローレンス代表理事 駒崎弘樹氏に決定しました。

駒崎氏は、ソーシャルビジネス業界においていち早く日本初の「共済型・訪問型」の病児保育サービスの導入をはじめ、待機児童問題解決のため「おうち保育園」を展開し小規模認可保育所の政策化、日本初の医療的ケア児対応保育園の開園など、さまざまな環境下にいる女性が活躍できるよう先駆的な取り組みを数多く推進されているソーシャルイノベーションビジネスモデルの功績を高く評価しました。また、メディアや講演、書籍など幅広い媒体を通じた積極的な発信力と政策への働きかけにおける多大な影響力と実績が挙げられました。

この度、新しい取り組み「女性科学者を応援する男性リーダーとして」の発表に伴い、ビジネス界で女性活躍推進において革新的な取り組みを推進している気鋭の起業家 駒崎氏に特別賞を授与する運びとなりました。


また、「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」受賞者は下記の皆様です。
(詳細については、下記URLをご参照ください)
https://prtimes.jp/a/?f=d4813-20180718-2797.pdf

物質科学
黒田 千愛さん (くろだ・ちあき) (27歳) : 誘電体材料を応用した光センシング技術を開発
早稲田大学 先進理工学研究科 電気・情報生命専攻

茂垣 里奈さん (もがき・りな) (26歳) : 生体分子の働きを光で制御する“接着性”分子ツールの開発
東京大学大学院 工学系研究科 化学生命工学専攻

生命科学
野元 美佳さん (のもと・みか) (29歳) : 試験管内で人工的にタンパク質を合成するシステムの開発と本法を用いた植物
免疫応答の解析
[2018年4月~] 名古屋大学 遺伝子実験施設 助教
(名古屋大学大学院 理学研究科 生命理学専攻 植物分子シグナル学研究室 卒)

森本 千恵 さん(もりもと・ちえ) (26歳):「またいとこ」までわかる血縁鑑定法の開発
京都大学大学院 医学研究科 法医学講座


現在、世界でも研究者に占める女性の比率はわずか28%にとどまり、科学分野のノーベル賞受賞者のうち女性はわずか3%に過ぎません。

日本はというとそれに輪をかけて酷く、研究者全体に占める女性の割合は15.3%(これでも過去最高)で、さらに意思決定権を持つ教授や学長における女性の割合は一層低く、主要国と比較し最下位の地位に甘んじています。
資源のない我が国はイノベーションが経済発展に直結します。
そのイノベーションを生み出す女性科学者が、待機児童問題やキャリアと育児の両立に悩まされるのは大変残念なことです。

女性科学者・研究者の方々の子育てと研究の両立支援を、フローレンスは事業や政策提言を通じて推進していきます。
詳細は、駒崎弘樹ブログをご覧ください。
【女性科学者として優秀であるほど、保育園に入れないのはなぜか】
https://www.komazaki.net/activity/2018/07/post8525/


<駒崎弘樹プロフィール>
(日本ロレアル株式会社様リリースより抜粋)
1979年9月18日生まれ(38歳)。東京都出身
2003年 慶應義塾大学総合政策学部 卒業
2004年 認定NPO法人フローレンスを設立 代表理事に就任
2005年 日本初、訪問型・共済型病児保育事業を導入

「子育てと仕事を両立できる社会をつくりたい」と考え、2004年に認定NPO法人フローレンスを設立。日本初の「訪問型・共済型」の病児保育サービスを首都圏で開始、共働きやひとり親の子育て家庭をサポートする。2010年からは待機児童問題の解決のため、空き住戸を使った「おうち保育園」を展開。「おうち保育園」モデルは、2015年度より「小規模認可保育所」として、政府の子ども子育て新制度において制度化され、全国に広がった。2014年には、これまで保育園に入れなかった医療的ケアのある子ども達を中心とした障害児を専門的に預かる「障害児保育園ヘレン」を東京都杉並区に開園。2015年4月から、医療的ケアのある障害児の家においてマンツーマンで保育を行う「障害児訪問保育アニー」をスタート。2016年、赤ちゃんの特別養子縁組を支援する事業「フローレンスの赤ちゃん縁組」事業を開始。多様な家族を事業で支援する。
2010年より内閣府政策調査員、内閣府「新しい公共」専門調査会推進委員、内閣官房「社会保障改革に関する集中検討会議」委員などを歴任。 現在、厚生労働省「イクメンプロジェクト」推進委員会座長、内閣府「子ども・子育て会議」委員を務める。
著書に『「社会を変える」を仕事にする 社会起業家という生き方』(英治出版)、『働き方革命』(ちくま新書)、『社会を変えるお金の使い方』(英治出版)、『社会を変えたい人のためのソーシャルビジネス入門 』(PHP新書)、『社会をちょっと変えてみた』(岩波書店)など。
一男一女の父であり、子どもの誕生時にはそれぞれ2カ月の育児休暇を取得。

【受賞理由】 子育てのさまざまな社会問題を解決する先駆的なビジネスモデルと実績を評価
ソーシャルビジネス業界においていち早く、子育て中の女性・家族が直面するさまざまなニーズや制度の課題に着目し、女性が社会において子育てしながら、活躍できるようソーシャルイノベーションビジネスモデルを構築し、先駆的な取り組みを数多く推進している。「いろんな家族の笑顔があふれる社会」という理念のもと、「病児保育の受け皿が足りない」「ひとり親が職を失いやすい」「待機児童問題」「障害児が保育を受けられない」「赤ちゃんの遺棄・虐待死問題」「子どもの貧困問題」など、さまざまな社会問題に応える革新的な取り組みは、法整備をはじめ、多くの実績につながっている。また、こうした社会問題についてメディアや講演、書籍など幅広い媒体を通じて積極的に発信し、多大な影響力を与えている。

【主な活動実績】
· 2010年待機児童問題に応え、空き住戸を使った「おうち保育園」事業を開始。同モデルが2015年に「小規模認可保育所」として、政府の子ども子育て新制度として制度化される
· 2016年「特別養子縁組」事業に参入し、政府への働きかけにより2016年12月特別養子縁組あっせん法案成立
· 障害児の母親の常勤雇用率は5%という社会的課題に応え、障害児保育園事業を立ち上げ、同保育園を利用する母親の常勤雇用率が88%となる
· 37.5℃以上の熱を出した子どもを保育園に預けることができないという社会的課題に応え、2005年に日本初の病児保育事業を開始。業界最多の保育実績を誇る
· 行政と共同のビジネスモデル: 2017年渋谷区初の病児保育室を開設。同年、子どもの貧困問題に応え、文京区と5非営利団体共同で子ども宅食事業をスタート

website: https://florence.or.jp/
facebook: https://www.facebook.com/npo.florence/
blog: https://www.komazaki.net/?_ga=2.216915926.1156942260.1529650529-1065750780.1522396006

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